回り道が教えてくれた
教育という原点
成功体験プログラム担当主任
 小島 秀太郎

他の業界から
教員になった理由は?

A.恩師の影響と
捨てきれなかった想い。

中学・高校時代に出会った先生方の影響がとても大きいです。厳しさの中にも本気で生徒と向き合い、楽しそうに働く姿を見て、自分もそんな大人になりたいと思うようになりました。特に高校時代の部活顧問の先生は、「音大に進学して教員になる」という進路を選択肢として示してくださった恩師で、その出会いがなければ今の自分はいなかったと思います。また、大学在学中は、母校などで部活動の演奏指導に打ち込み、どう伝えたら音が変わるのか、生徒とどう関係性を築くのかに悩みながらも、大会本番で生徒の輝く表情を見た瞬間、教育の力を強く実感しました。一方、新卒では時計・宝石の販売職を選びました。「1度きりの人生。音楽や教育と違う道に進むのも面白そう」と思ったからです。当時はその仕事が自分のやりたい仕事でした。ただ、働く中で教育への想いが強くなり、転職を考えた際に出会ったのが四谷学院です。回り道ではありましたが、だからこそ得られた経験やスキルがあり、そして何よりも大切にしたい価値観が見つかったので良かったと思っています。

教員になるにあたり、
不安だったことは?

A.授業以外の比重の大きさ。

教科指導だけでなく、生徒指導や生活指導など授業以外の業務も大きな割合を占めていることに、やや不安がありました。ただ実際に携わる中で、学生時代の部活指導や予備校勤務の経験が活きていると感じます。大切にしているのは、まず生徒の話をよく聞き、世間一般で「ダメ」とされる行動であっても、「なぜそうしたのか」を確認すること。そして、生徒自身ではなく行動を“部分否定”し、1人の人として尊重して寄り添います。生徒の困りごとをすべて解決に導きたいという気持ちでいますが、一方的な熱意ではなく、相手が何を求めているかを正しくキャッチする必要があります。そのためにも、日々の挨拶に一言添える、前に話したことを覚えておくなど、小さな積み重ねで信頼関係を築くことを意識しています。

四谷学院高校に赴任して
感じたギャップは?

A.入学目的の多様性と
生徒との近さ。

赴任前は、通信制高校は「不登校の生徒が通う場所」「不登校支援が中心」というイメージが強かったですが、実際には、「自分のペースで学びたい」「やりたいことと両立したい」「大学受験に集中したい」など、本当に様々な目的を持った生徒がいることを知りました。これは、目的に合わせて通学スタイルやコースを選べる四谷学院だからこそかもしれません。また、驚いたのは生徒との距離の近さです。こちらからアプローチしたい時にはすぐ声をかけられますし、生徒も困ったらすぐ相談できる環境が整っています。これは、予備校四谷学院が築き上げた“コンサル制度”の考え方がベースにあるおかげです。

社会にとって
意味のある仕事だと
実感した瞬間は?

A.たくさんの生徒の
入学と成長がその証。

開校初年度に、たくさんの生徒が入学してくれたことです。さらに、年度途中も転入や翌年度の入学を考えている生徒や保護者の方からの問い合わせが多く、日々その関心の高さを実感しています。入学後、生徒の価値観や考え方が変わっていく瞬間に立ち会えることにやりがいを感じます。勉強に対して全く前向きではなかった生徒が、面談を重ねていく中で見違えるようにメキメキと伸びていく姿を見ると嬉しいですし「ああ、この仕事をやっていて良かったな」と心から思えます。

生徒の変化を感じた
印象深いエピソードは?

A.スクーリングをきっかけに、
オンラインから通学へ。

最初はオンライン受講だった何人かの生徒が、茨城の本校でのスクーリングを経て、校舎に通学するスタイルへ切り替えた、という話を聞きました。四谷学院高校では、生徒に合わせた学習スタイルが選べるように複数のコースや通学方法を設定しており、オンラインから通学への変更も可能です。本校スクーリングで全国の生徒と初めて出会ったことをきっかけに、「通学してみよう」と、大きな一歩を踏み出した生徒の決断を本当に嬉しく思いました。

仕事の苦労や、
特に大変だった経験は?

A.想定外と多様な声に向き合う。

印象に残っているのは、毎月のロングホームルームの中で行った、夏祭りとスポーツ大会に向けたオリジナルTシャツ企画です。80分間という限られた時間の中で、全体連絡、注意事項の説明、デザイン作成から投票決定までを進めるため、入念に準備を行いました。しかし、実施後は補足のタイミングや工程の余裕、質問時間など反省点が多く出ました。この経験以来、準備通りに100%進むことがほとんどないからこそ、必ず振り返りを行い、次に活かすことを大切にしています。また体験プログラムなども含め、同じ企画でも生徒の評価が分かれることは珍しくありません。生徒アンケートで声を拾い、より多くの生徒にとって実りある内容になるよう改善につなげています。すべてを100%改善できるわけではありませんが、「生徒の声に敏感であろう」という姿勢は職員全体に強く根づいていると感じます。

大変なことがあっても、
ここで働き続ける理由は?

A.日々、生徒の可能性に
関われるから。

四谷学院の理念である「だれでも才能を持っている」という言葉が、一番の理由です。生徒はそれぞれ違う背景を持ち、どのタイミングでどんな形で才能が開花するかは分かりません。その“可能性”に日々関われることに、大きなやりがいを感じています。予備校時代も含め、これまで1,000人以上の生徒たちと関わる中で、可能性は“言葉”と“機会”で開くと確信しました。体験プログラムの企画・運営など日々の学校生活の中でも、新しい経験を通して生徒の表情が変わったり、「また参加したい」と言ってくれたりする瞬間に、「この仕事をやっていて良かった」と実感します。その象徴として印象深いのは、コンサルを担当した生徒が現役で京大に合格したときのことです。後日、「ずっとE判定でも『行けると思うよ』と言い続けてくれた。否定されていたら志望校を下げていたと思う。諦めさせるのではなく、目標達成までの道筋を示してくれたことに感謝している」とメッセージをもらいました。こうした生徒の言葉は、これからも私が働き続ける原動力になると思います。

今後、
挑戦してみたいことは?

A.音楽の力で
生徒の学びを後押しする。

今後は、音楽の授業も担当してみたいと考えています。聴く・歌う・演奏するといった音楽活動は、人間の聴覚皮質、運動野、前頭前野・運動補足野など、脳の働きを幅広く刺激し、将来的な読み書き能力や音声処理能力に良い影響を与えるとされています。だからこそ、ただ知識を教えるだけではなく、「音楽が好きになった」「自分の表現に自信が持てた」と思える体験を増やしたいです。音楽が得意な子はもちろん、これまで距離を感じていた子にも、音楽を自分の味方にしてもらえる授業に挑戦したいと思います。

この仕事に向いている人は?
逆に向いていない人は?

A.変化を楽しめるか否か。

四谷学院高校では「前例通りにやる」だけでなく、新しい企画や取り組みに挑戦できる場面が多くあります。そのため、新しいことにチャレンジしたい人や、自分のアイデア・意見を積極的に出せる人に向いています。教員として、人前で話すことが好きな人、子どもが好きな人、誰かのために動くことにやりがいを感じられる人も適性があると思います。逆に、変化への対応が苦手な人や、1人で完結する仕事をしたい人はミスマッチになりやすいです。学校現場は日々状況が変わり、想定外の対応や複数業務の並行が発生します。限られた勤務時間の中で締切から逆算して動きつつ、余裕を持って組み立てる力が必要です。変化を前向きに捉えて楽しめる人は、大きく成長できる環境だと思います。

ある日のタイムスケジュール

10:00

出勤

出勤後は、各キャンパスや社内からの連絡を確認し、その日の業務を整理します。

11:00

打ち合わせ

体験プログラムや本校スクーリング、校外学習などについて、担当者同士で打ち合わせを行います。アイデア出しや企画、細かな確認を重ねながら、生徒が「楽しかった!」「参加してよかった」と思える授業を用意しています。

12:45

体験プログラムの進行管理

Zoomを使って授業進行や、生徒対応を行います。各キャンパスの状況を見ながら安心して参加してもらえるよう進行を管理しています。

14:30

休憩

15:30

授業準備

プログラムで使う材料の準備や業者との連絡、校外学習の行き先検討などを行います。新しい体験が、生徒にとって良いきっかけになるよう意識しています。

17:00

キャンパスの受付業務

生徒・保護者対応や受付業務を担当します。日々の小さな声かけや、生徒とのやり取りも大切にしています。

18:00

本校スクーリング準備

全国の生徒が参加するスクーリングに向けて、企画や運営準備を進めています。

19:00

退勤

プライベートや
お休みの日の過ごし方

リフレッシュをすることも大切にしています。授業が少ない期間にはまとまったお休みをいただき、国内旅行へ行くことが多いです。旅先で新しい体験をしたり、その土地の文化に触れたりすることが、自分にとって良い刺激になっています。

教員インタビュー

校長
栗山 潔

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副校長
岸田 瑞代

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体育科
関 洸樹

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成功体験プログラム担当主任
小島 秀太郎

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受験コンサルタント
藤田 千紘

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特別活動担当主任
小林 千晃

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本校運営主任
石川 浩子

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