生徒の「才能」を
見つけるために
体育科 関 洸樹
教育や社会について
どんな問題意識や関心がありましたか?
A.通信制高校の需要増と
体罰を生まない職場づくり。
通信制高校も甲子園に出場するような時代になり、通信制高校自体の多様化やニーズの増加を感じています。高校生は中学生までと違い、進路がいきなり広がり自分の将来について悩みや不安も増えます。だからこそ、生徒の気持ちを尊重できる教員となり、希望する進路の実現をサポートしたいと考えました。また、教育現場や社会全体で、体罰やハラスメントがなくならないことも課題だと感じています。
根本的な原因としては、業務量の多さや、職場内での上下関係でストレスなどが関係しているのではないかと考えています。そのため私は、職場の皆さんとのコミュニケーションを密にすることと、話しかけられやすい人になることとを特に意識して働いています。
生徒の人生に
影響を与えていると
感じた瞬間は?
A.「先生のおかげで、
外に出る楽しさを知った」
前職での話ですが、 家から出られなかった生徒に対して、保護者にも協力をいただきながら継続的にアプローチをした結果、段階的に外に出ることができ、3年間で単位を取得でき、その後就職が決まったことがありました。その生徒から「先生のおかげで、外に出る楽しさを知った」と言ってもらえたことがとても印象に残っています。教員の声かけ一つで生徒の行動や考えは変わるのだと実感した瞬間でした。今でも、生徒の気持ちを考える、最後まで話を聞く、考えや意見を否定しないことをモットーとして生徒と接しています。
四谷学院での仕事を通じて、
自分自身はどのように
変化・成長しましたか?
A.企画側の視点で考えること。
もともと、努力の継続が得意な方だったので、通信制高校で必要になる生徒・保護者への粘り強い対応に活かせているなと感じていました。一方で、スクーリングや各種イベントの企画・実践側になることはあまりなかったので、企画側を経験する中で、どんなことが起きる可能性があるのか、そしてそれをどう防ぐのか、リスクヘッジについて考える大切さを学べて、業務の幅が広がったと感じています。
「才能」について
思うことは?
A.一人ひとりの「才能」を
見つけて伸ばしたい。
四谷学院の教育理念にも「だれでも才能を持っている」というものがありますが、才能がない生徒は一人もいないと考えています。
もちろん、「才能」の内容は生徒によって異なりますが、自分の努力でいくらでも伸ばすことができると信じています。
私は一人ひとりの「才能」を見つけて伸ばしてあげたいと考えています。そして自分自身の「才能」もさらに伸ばすべく、これまでの本校スクーリングの経験を活かし、生徒にとってより良い思い出や学びとなり、友達作りになるスクーリングを考え、実践していきたいと思っています。
なぜ
転職しようとしましたか?
そして、
転職してどうでしたか?
A.自分の教育理念と
会社の方針が合わなかった。
私は、高校生の時に保健体育科の先生に進路について相談に乗ってもらったことがきっかけで教育の道に興味を持ち、私自身も生徒一人ひとりが希望する進路をサポートしたいという気持ちになりました。そのため、「担任を持ちながら授業もしたい」「生徒一人ひとりに時間をかけて対応したい」という思いがありました。
ただ、前職の通信制高校では、担任は持てず授業のみとなりました。また、3日ごとに違う生徒に授業をする形式だったため、生徒の顔と名前も覚えられないという状況で、それが私には合わなかったのです。
四谷学院高校に転職し、一人ひとり生徒の希望する進路に向けてさまざまな職員と連携しながら対応できる環境になりました。生徒の顔と名前を覚えて日々サポートできる環境を、とても嬉しく思っています。
前職と四谷学院で
生徒の違いや校風の違いは
ありましたか?
A.「生徒が行きたい大学に行く
サポートをする場所」
前職は、とにかく集客のためにどんな背景の生徒も受け入れるという印象でした。一方の四谷学院は個々の状況に応じた対応をしているなと感じます。というのも、もっと専門的な教育が受けられるところに入学する方が生徒のためになると思ったら、別の学校を勧めることもあるからです。だからこそ、四谷学院高校は自然と将来の夢や目的をもって入学してきている生徒が多い印象があります。また、四谷学院というと、大学受験で結果を出している予備校というイメージだったので「高校生をいい大学に行かせる場所」だと思っていました。しかし、入社してから「生徒が行きたい大学に行くサポートをする場所」であるということがわかり、こういう考え方の通信制高校の存在に意義を感じています。
