進学校から通信制高校への転校を考えているあなたへ
進学校での毎日に、ふと「このままでいいのだろうか」と感じることはありませんか。頑張って入った学校だからこそ、その気持ちを誰かに話しにくいかもしれません。でも、立ち止まって自分の気持ちに向き合うことは、決して後退ではありません。

この記事でわかること

  • 進学校からの転校先候補に「通信制高校」を考える理由
  • 大学進学を目指す場合の通信制高校のメリット・デメリット
  • 通信制高校から大学を目指せる理由

進学校を辞めるのは悪いことなのか?

頑張って合格した進学校。通い続けることも、もちろん一つの選択です。ただ、それがすべての人に合うとは限りません。「せっかく入ったんだから辞めるなんて」という周囲の声もあるでしょう。
しかし、学校の価値は偏差値や実績だけで測れるものではありません。自分の学び方や気持ちにマッチしない環境に居続けることは、精神的に大きな負担になります。

「転校」という選択肢

今の環境に息苦しさを感じ、我慢する日々が続いているようならば、転校は「より自分らしく学ぶ」ための前向きな選択かもしれません。実際に、転校しなかったとしても「別の道もある」という可能性を知るだけで、気持ちが少し楽になることがあるのではないでしょうか。
保護者の方も、お子さんの気持ちを尊重しながら、「転校なんてとんでもない!」と頭ごなしに否定することなく、「こういう道もあるかもしれない」と、一緒に最適な進路を考えていきましょう。

今の自分に向き合ってみよう

今の学校に違和感があるなら、少し時間をとって自分の気持ちを整理してみましょう。学期の節目や長期休暇は、そのための良いタイミングです。

違和感を持ったきっかけを思い出してみる

最初からずっと違和感があるわけではなく、何かきっかけとなる出来事があったかもしれません。そこに過剰に反応してしまったり、とらわれてしまっている可能性もあります。こうした出来事を改めて思い出してみると、「やっぱりあれが決め手だ」となるか、もしくは「実はそんなに気にするほどでもなかった」となるか。
少し時間が経ってみると、フラットに判断できるはずです。

高校生活で「自分が最も優先したいこと」は何かを考える

例えば、友達と楽しく過ごす、大学受験を目指す、部活に全力で取り組むなど、自分にとって最も優先したいことは何でしょうか?入学当初とは変わっているでしょうか?
どうしても譲れないものがあれば、そのためにほかの課題に優先順位をつけてクリアしていくことができるかもしれません。

このまま通い続ける場合に、やるべきことを考える

『通い続ける』ということを前提に考えてみたときに、必ずクリアしなければいけないことがあるかもしれません。それはどんなことでしょうか?そのために、今から何ができるか、考えてみましょう。

転校・休学のメリットとデメリットを整理してみる

このまま通い続けず「転校」あるいは「休学」という道を選んだ場合のことも考えておきましょう。どんなメリット・デメリットがありますか?一般的なことはもちろんですが、「自分にとってのメリット・デメリット」を考えてみることが大切です。

転校先の高校の種類

自分の気持ちを整理したうえで、転校を検討するなら、次に選択肢を具体的に見ていきましょう。

公立高校(全日制)への転校

公立の全日制高校への転校は、やむを得ない事情がない限り難しい場合がほとんどです。どうしても入学したい場合は、入試を受け直して1年生から入学となります。

私立高校(全日制)への転校

全日制でも私立高校ならば、学校によって転校可能です。ただし、ほとんどの場合、編入試験が必要で、転入の時期も決まっています。

通信制高校への転校

最も柔軟に対応しているのが通信制高校です。転入試験はほとんどの場合で課されません。転入時期は公立の場合には年に2回程度ですが、私立の通信制高校では年間を通じて転入を受け入れているケースが多くあります。

通信制高校に転校しやすいのはなぜ?

通信制高校が転校しやすい理由の一つは、「単位制」というシステムをとっていることです。全日制高校の「学年制」とは異なり、単位制はカリキュラムを柔軟に調整できるため、年度の途中からでもスムーズにスタートしやすい仕組みになっています。

通信制高校から大学進学を目指せるのか?

「通信制高校からの大学進学は難しい」というのは、今や昔の話です。通信制高校の特長をうまく活かすことで、むしろ大学受験に有利になるケースもあります。デメリットも当然ありますので、あわせてしっかり確認しておきましょう。

通信制高校のメリット【大学進学について】

全日制高校に比べて通信制高校には「受験勉強」についての大きなメリットがあります。

・自分のペースで学べる
・勉強時間を確保できる
・効率的なカリキュラム
・手厚いサポート
それぞれについて詳しく見ていきます。

自分のペースで学べる

通信制高校は、基本は自学自習で、自宅での勉強がメインとなります。登校日数や学習スタイル(対面かオンラインか)を選ぶこともできます。苦手な科目はじっくり時間をかけ、得意な科目はどんどん先に進むなど、自分に適したペース配分が可能です。

勉強時間を確保できる

通学はゼロではないものの、通信制高校は学校の拘束時間が短く、学校外の活動に充てられる時間が全日制高校よりも圧倒的に多くなります。受験勉強への集中もしやすい環境です。

効率的なカリキュラム

通信制高校は単位制であり、学年という概念はありません。カリキュラムが柔軟に立てられる設計のため、高校卒業に必要な単位を確実に取得しながら、大学受験のための勉強に注力することができます。

手厚いサポート

全日制高校はクラス単位の集団授業が一般的ですが、通信制高校は個別サポートが充実しているところも多く、一人ひとりに合わせた学習サポートが受けられます。また、進学に特化したコースやクラスが設けられており、受験戦略を立てやすい環境が整っています。

通信制高校のデメリット

通信制高校のデメリットとして、まずは「ある程度の自己管理が求められる」ということです。大学進学を目指す場合には、学習習慣が崩れやすい点が、デメリットになります。学校のサポートが充実していれば問題はないのですが、学校によっては受験対策サポートが手薄な場合があるので要注意です。
また、全日制と比べて学校行事・友人関係が限られるケースがあるので、高校生活を楽しみたい、息抜きがしたいという場合には、学校に年間イベントなども合わせてチェックしておきましょう。

通信制高校へ転校するには?

通信制高校では、年間を通じて転入を受け付けている学校が多くあります。転入の相談と手続きを並行して進められる学校もあるため、単位の引き継ぎや入学手続きの流れについて、事前にしっかり確認しておきましょう。保護者の方も一緒に情報収集していただくと安心です。

まずは周りの大人に相談してみよう

転校は大きな決断です。転校を決める前に、高校の担任の先生やスクールカウンセラーへの相談をしてみましょう。中には、学習ペースの調整や支援制度の活用で状況が改善するケースもあります。残念ながら「転校すればすべてがうまくいく」とは限りません。転校することで問題が解決できそうか?という点を確認すると同時に、転校しなくても問題解決できる方法はないか?まずは周囲の大人や学校の相談窓口に話してみることも、大切な一歩です。

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通信制高校への転校 よくある質問

Q. 通信制高校には途中からでも転校できますか?

A. はい、多くの通信制高校では年度途中の転入に対応しています。
四谷学院高等学校でも随時転校が可能です。詳細はこちらでご確認いただけます。
▼四谷学院入学案内「転入学・編入学」

Q. 高校を中退するのと、転校するのとでは、どちらがよいですか?

A. 転校や休学を先に検討することをおすすめします。まずは少し休んで考えたり、環境を変えてみたりすることも一つの方法です。転校した後、もしくは休学して復学した後、これまでの勉強を無駄にすることなく勉強を続け、高校卒業資格を目指すこともできます。

Q. 通信制高校でも大学進学はできますか?

A. はい、四谷学院高等学校「進学コース」では受験サポートが充実しているので、多くの生徒さんが志望大学の合格を目指して勉強しています。

まとめ:自分らしい学びに向けて、新たなスタートを

進学校の環境に疲れを感じたとき、「通信制高校という選択肢もある」と知っておくことは、気持ちの余裕につながります。ただ、転校はあくまで選択肢の一つです。ほかにできることも含めて、じっくり考えてみてください。
どんな選択をするにしても、自分に合った環境で無理なく学び続けることが、一番大切なことです。

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四谷学院ブログ編集部

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