進学に強い通信制高校の選び方!実績の見方と進路を成功させるポイント


通信制高校を選ぶ際、大学進学実績は判断材料のひとつにする方も多いでしょう。パンフレットやホームページには進学実績の数字が掲載されていますが、その数字の背景や学校ごとの違いを理解することが大切です。
この記事では、通信制高校の進学実績の見方と、進路選びを成功させるために必要なポイントを解説します。

  1. この記事でわかること
  2. 通信制高校の進学実績とは
    1. 通信制高校から大学進学は可能なのか
    2. 進学実績の「数字」だけでは分からないこと
  3. 大学受験の入試制度|推薦入試と一般入試
    1. 推薦入試(学校推薦型選抜・総合型選抜)とは
      1. 推薦入試「学校推薦型選抜」
      2. 推薦入試「総合型選抜」
    2. 一般選抜(学力試験)とは
  4. 通信制高校からの進学は推薦入試が多い理由
    1. 通信制高校が推薦入試に有利と言われる理由
  5. 推薦入試のデメリット|「行ける大学」を選びやすい傾向
    1. 推薦入試で注意すべきポイント
    2. 「行ける大学」と「行きたい大学」の違い
    3. 「行きたい大学」を目指すことの意味
  6. 進学実績を読み解く際の注意ポイント
    1. 推薦入試と一般選抜の内訳を確認する
    2. 塾や予備校との併用状況を確認する
    3. 数字は数字でしかない
    4. 併願という選択肢もある
  7. 自分に合った入試方法を選ぶために
    1. 推薦入試が向いている人
    2. 一般選抜が向いている人
  8. 通信制高校から大学進学を成功させるために必要なこと
    1. 明確な目標設定と学習習慣
    2. サポート体制の活用
  9. 進学実績だけでは測れない「学校選びのポイント」
  10. 四谷学院高校の進学サポート体制
  11. よくある質問(FAQ)
    1. Q. 通信制高校から推薦入試で大学に合格できますか?
    2. Q. 推薦入試と一般選抜、どちらを選ぶべきですか?
    3. Q. 通信制高校から国公立大学に進学できますか?
    4. Q.就職や推薦入試には面接がありますが、通信制高校だと不利ですか?
    5. Q. 通信sね委だと自分でスケジュールを管理できるか不安です
  12. まとめ―進学実績の先にあるもの

この記事でわかること

  • 通信制高校の進学実績の実態と見るべきポイント
  • 推薦入試と一般選抜の違い、それぞれのメリット・デメリット
  • 「行ける大学」と「行きたい大学」の違いと選び方
  • 通信制高校から大学進学を実現するために必要なこと

通信制高校の進学実績とは

通信制高校から大学進学は可能なのか

通信制高校は全日制高校と同じく高校卒業資格を得ることができ、大学受験の受験資格も全日制高校と変わりません。通信制高校から大学受験を目指すことはもちろん可能です。

近年では、通信制高校でも進学を目指す生徒向けのサポート体制を整えたコースを設置したり、予備校と提携して本格的な受験指導を行ったりする通信制高校もあります。個別指導や映像視聴、オンラインでの学習サポートなど、多様な学習環境が用意されているケースも少なくありません。

進学実績の「数字」だけでは分からないこと

進学実績は、表面的な数字だけを見るのでは不十分です。その背景にある実態を理解することが重要です。
たとえば、大学進学率は「第1志望に進学した生徒の割合」を必ずしも示すものではありません。不本意な大学に進学した生徒もその数字には含まれています。他にも、「〇〇大学合格10名」という数字が掲載されていても、その学校の在籍生徒数が何名なのか、卒業生のうち何割が進学を希望していたのかによって、実態は大きく異なります。たとえば同じ「10人合格」でも、大学進学希望者が100名のうち10名が合格した場合と、大学進学希望者が10名のうち10名が合格した場合では、意味が違ってくるでしょう。
さらに、「延べ合格数」と「実合格者数」の違いにも注意が必要です。一人の生徒が複数の大学に合格した場合、延べ合格数では複数回カウントされるため、実際の合格者数よりも数字が大きく見えることがあります。

大学受験の入試制度|推薦入試と一般入試

大学受験には様々な入試制度がありますが、大まかに「推薦入試」と「一般入試(一般選抜)」に分けて考えます。

推薦入試(学校推薦型選抜・総合型選抜)とは

推薦入試は、学力以外を総合的に見て合否を判断する入試方式です。「学校推薦型選抜」「総合型選抜(旧AO入試)」などが代表的です。推薦入試では、学力以外の要素が評価されるため、高校時代の活動内容や学習意欲、将来の目標などが重視されます。

推薦入試「学校推薦型選抜」

学校推薦型選抜には、指定校制と公募制があります。指定校制は大学が特定の高校に推薦枠を与える制度で、学校から推薦を受けられれば合格率が高いのが特徴です。公募制は、大学が定めた条件を満たせば誰でも出願できる制度です。

推薦入試「総合型選抜」

総合型選抜は、学力試験だけでなく、面接、書類審査、小論文、プレゼンテーションなどを通じて、受験生の個性や意欲、適性を総合的に評価する入試方式です。

一般選抜(学力試験)とは

一般選抜は、大学入学共通テストや各大学が実施する個別学力試験によって合否を判定する入試方式です。主に学力が評価基準となり、試験の得点によって合否が決まります。
一般選抜では、複数の大学を併願できることや、試験日程が合えば何校でも受験できることがメリットです。また、入試本番の得点次第で合否が決まるため、高校時代の成績(評定平均や出席日数など)に左右されません。

通信制高校からの進学は推薦入試が多い理由

通信制高校からの大学進学では、推薦入試を活用するケースが多い傾向にあります。これは、通信制高校の学習環境が推薦入試の準備に適している面があるためです。

通信制高校が推薦入試に有利と言われる理由

通信制高校には、推薦入試を活用するうえで有利な点があります。ここでは簡単に触れておきます。
主なポイントは以下の通りです。

  • 評定平均が取りやすい環境
  • 学校の拘束時間が短く、受験対策に時間を使える
  • 興味のあることを追究できる
ただし、推薦入試にはデメリットもあるため、自分に合った入試方法を選ぶことが大切です。

通信制高校は推薦入試に有利ってホント?!通信制高校から推薦で難関大学への合格を勝ち取る!
「通信制高校から大学進学は無理。もし大学に行けたとしても難関大学合格なんて嘘。」そんな話を聞いたことがあるかもしれません。最初に言っておくと、それは全くの誤りです。四谷学院では、実際に難関大学をはじめ...

推薦入試のデメリット|「行ける大学」を選びやすい傾向

推薦入試で注意すべきポイント

推薦入試には、受験生にとってメリットがある一方で、注意すべき点もあります。

まず、推薦入試は一般選抜よりも早い時期に出願や受験が行われるため、早期に進路を決める必要があります。入学してすぐの高校1年生の段階から志望校を決め、準備を進める必要があるケースもあります。
また、学校推薦型選抜(指定校制)の場合、学校ごとに推薦枠が決まっているため、希望する大学の推薦枠がない場合校内選考で選ばれない場合は出願できません。評定平均などの条件を満たすことも必要です。

さらに、推薦入試では選択肢が限られる可能性もあります。指定校推薦の枠がある大学や学部の中から選ぶことになるため、「本当に行きたい大学」ではなく「行ける大学」を選んでしまうケースもあります。

「行ける大学」と「行きたい大学」の違い

「行ける大学」とは、自分の評定平均や推薦枠の中から、条件に合う大学を選ぶことを指します。つまり、合格できそうな大学を選ぶことです。一方、「行きたい大学」とは、自分の目標ややりたいことから逆算して、本当に学びたい大学を選ぶことを指します。

「行ける大学」を選ぶメリットは、合格の可能性が高く、早期に進路が決まることで安心感が得られる点です。一方で、これから「本当は別の学部に行きたかったけど枠がないから仕方がない」と妥協したり、周りで頑張る生徒たちを目にして「自分も頑張れば、もっと他の道もあったかもしれない」と後悔したりする可能性があります。「行きたい大学」を選ぶメリットは、明確な目標があるためモチベーションを維持しやすく、大学生活も充実しやすい点です。ただし、推薦入試で受験できない場合もあるので、一般選抜での受験が必要になることも多く、その場合には学力試験への対策が求められます。

「行きたい大学」を目指すことの意味

「行きたい大学」を目指すことには、いくつかの意義があります。
まず、大学進学後の後悔が少なくなるということです。自分が本当に学びたいことを学べる環境に身を置くことで、大学生活への満足度が高まることが期待できます。また、やりたいことや目標が見つかりやすくなります。明確な目的を持って大学を選ぶことで、大学での学びが将来のキャリアにつながりやすくなります。
さらに、受験勉強のモチベーションを維持しやすくなります。「この大学に通ったらこんな生活が待っている」というイメージを明確に持つことができるので、受験勉強を前向きな気持ちで取り組むことができ、困難があったとしても乗り越えやすくなります。

進学実績を読み解く際の注意ポイント

推薦入試と一般選抜の内訳を確認する

進学実績の内訳として、推薦入試と一般選抜のどちらで合格しているかを確認しましょう。推薦入試での合格が多い学校は、面接対策や書類作成のサポートが充実している可能性があります。一方、一般選抜での合格が多い学校は、学力試験対策が充実していると考えられます。自分がどちらの入試方法を目指すかによって、適した学校を選ぶ参考になります。

塾や予備校との併用状況を確認する

高校の学習サポートだけで、大学受験対策が十分でない可能性もあります。一般的に、高校に通いながら塾や予備校も活用する受験生は多く、通信制高校でも同様です。学校の勉強だけで十分なのか、別の塾や予備校へ通っている人が多いのか、確認できるとよいでしょう。

数字は数字でしかない

合格率や合格者数が高いと、安心できるという気持ちはとてもよくわかります。しかし、自分自身が合格できるかどうかは、また別の問題となります。いくら合格率が高い学校に通ったとしても、その学校の雰囲気や学習システムが自分に合わなければ、成績は思うように伸びないでしょう。「ここでならがんばれそうだ」というご自身の気持ちは、数字以上に重要であるということを覚えておいてほしいと思います。

併願という選択肢もある

推薦入試と一般選抜は、必ずしもいずれか一方に絞る必要はありません。推薦入試を受験しつつ、一般選抜の準備も進めるという併願戦略も有効です。ただし、両方の準備を同時に進めるのは負担が大きいため、自分の状況や目標に合わせて計画を立てることが大切です。こうした場合、学校の先生に進路指導の相談に乗ってもらうとよいでしょう。大学入試の専門的な知識を持っているので、いつまでに何を決めるべきか等、適切なアドバイスをもらえるはずです。

自分に合った入試方法を選ぶために


ここでご参考までに、「推薦入試に向いている人」「一般入試に向いている人」の傾向をご紹介します。

推薦入試が向いている人

推薦入試が向いているのは、以下のような方です。

  • 学校の勉強に真面目に取り組める(評定平均が比較的良い)
  • 面接や小論文で自分の考えを伝えることが得意
  • 精神的な負担を感じやすいので、早期に進路を決めて安心したい
  • 特定の分野に強い関心や活動実績がある
推薦入試では、学力試験だけでなく、人柄や意欲、活動実績などが評価されます。自分の強みを活かせる方にとっては有利な入試方法と言えます。

一般選抜が向いている人

一般選抜が向いているのは、以下のような方です。

  • 行きたい大学や学部が決まっているが、推薦枠がない/少ない
  • 複数の入試方式で受験チャンスを増やしたい
  • 志望校をじっくりと決めたい
  • 受験勉強を通じて学力を高めたい
難関大学を希望する場合、必ずしも高校の推薦枠が設置されていない場合があります。もしくは、推薦枠が1や2と少なく、校内選考が厳しい場合があります。そうしたとき、推薦のみに的を絞ることは危険ですから、並行して一般選抜も視野に入れた対策を行います。

通信制高校から大学進学を成功させるために必要なこと

明確な目標設定と学習習慣

高校入学時点では、志望大学や学部が決まっていない方も多いでしょう。まずは、自分の選択肢を狭めないということが重要です。そして、少しずつ慣れてきたら、具体的な目標を決めていきましょう。「どの大学に行きたいのか」「そこで何を学びたいのか」を具体的にイメージすることで、日々の学習へのモチベーションが高まります。
また、自学習の習慣をつけることも欠かせません。通信制高校は登校日数が少ない分、自分で計画を立てて学習を進める力が求められます。生活リズムを保ち、毎日決まった時間に学習する習慣をつけることで、体調を整えながら着実に力をつけていきましょう。

サポート体制の活用

通信制高校から進学を目指す際には、一人で抱え込まず、相談できる人をつくることが思う以上に大切です。勉強を頑張るのはもちろん自分です。しかし、担任の先生や進路指導の先生、各科目の先生が自分の味方であってくれれば、孤独を感じることはありません。
進路の悩みや学習方法、受験スケジュールなど、気になることは早めに相談できる環境は何よりも大切です。

進学実績だけでは測れない「学校選びのポイント」


学校選びのポイントは何よりも「ここで頑張れそうだ!」と思えるかどうかです。学校によって通学頻度、学習形式、カリキュラム、質問サポートや自習室の有無など、実に様々です。
パンフレットやホームページを見るだけでは分からないこともありますから、ぜひ自分の目で確かめてください。学校説明会やオープンスクール、個別相談会などに積極的に参加して、あなたにピッタリな高校を選びましょう。

四谷学院高校の進学サポート体制


推薦入試での大学進学を促す通信制高校が多い中、四谷学院高校の進学コースでは一般入試対策も万全です。
どこでもいいから大学に行く、のではなく、その先の将来を見据え、生徒の可能性を広げる3年間があります。
だから、四谷学院高校は大学進学に強い通信制高校と呼ばれるのです。
四谷学院高校の「進学コース」では、予備校「四谷学院」のカリキュラムを追加料金なしで受講することができます。55段階個別指導と科目別能力別授業で、本物の学力を身につけ、志望大学合格を目指します。

よくある質問(FAQ)

Q. 通信制高校から推薦入試で大学に合格できますか?

A. もちろん可能です。通信制高校からでも推薦入試で大学に合格している生徒は多数います。評定平均や面接対策をしっかり行い、自分の強みをアピールできれば、十分にチャンスがあります。

Q. 推薦入試と一般選抜、どちらを選ぶべきですか?

A. 自分の状況や目標に応じて、慎重に選びましょう。特に学校推薦型選抜の指定校制は、学校によって推薦枠が異なります。志望大学の推薦枠がその高校になければ、そもそも受験することができません。注意しましょう。

Q. 通信制高校から国公立大学に進学できますか?

A. もちろん可能です。通信制高校の強みを生かすことで、国公立大学や難関大学への進学も夢ではありません。

Q.就職や推薦入試には面接がありますが、通信制高校だと不利ですか?

A. 通信制高校そのものが不利になるわけではありません。就職でも入試でも、面接では高校生活の中で何を学び、どんな経験をしたかが問われます。目標を持って過ごすことで、進学にも就職にもプラスにつながるでしょう。

Q. 通信sね委だと自分でスケジュールを管理できるか不安です

A. サポート体制が充実している通信制高校を選ぶことで、自己管理が苦手な方でも安心して学べます。安心して相談できる窓口やシステムが整っているかどうかも、あわせて確認しておきましょう。

まとめ―進学実績の先にあるもの

通信制高校の進学実績は、学校選びの一つの目安になります。しかし、数字だけでは見えない部分も多くあります。
大切なのは、その学校で「何をするか」「どう過ごすか」です。進学実績が良い学校でも、自分に合ったサポート体制がなければ、思うような結果は得られません。逆に、自分に合った環境で目標に向かって努力すれば、進学の道は開けます。
「行ける大学」ではなく「行きたい大学」を目指すこと、推薦入試と一般選抜のどちらが自分に合っているかを考えること、そして学校のサポート体制を積極的に活用すること。これらを意識することで、通信制高校からの大学進学は十分に実現可能です。

四谷学院高校は、がんばる生徒を支える仕組みを備えています。自分の未来を自分の手で切り開こうとしているあなたを、私たちは全力で応援します。

通信制高校・四谷学院高校では、学校説明会や個別相談を実施しています
通信制高校に関する不安や疑問点がありましたら、お気軽にご相談ください。初めての方には「オンライン説明会」がおススメです。
四谷学院高校のキャンパス情報はこちら