こんにちは、四谷学院の田中です。
「通信制高校なら、家から一歩も出ずに卒業できるんじゃないか」と思っていませんか?
たしかに、通信制高校は自宅学習が中心ですが、まったく登校しなくていいというわけではありません。
この記事では、通信制高校の「登校」の実態について、わかりやすくご紹介します。
入学後に「こんなはずじゃなかった」と後悔しないために、今のうちにしっかり確認しておきましょう。
・通信制高校の「スクーリング」とは?
・なぜ登校が必要なのか
・通信制高校を選ぶときの注意ポイント
目次
通信制高校でも「スクーリング」は必須です
通信制高校では、基本的に自宅学習(レポート提出)が中心となりますが、それだけでは卒業できません。「スクーリング」と呼ばれる登校日があります。
■ スクーリングってなに?
スクーリングとは、
・教員から直接指導を受ける
・実技科目を履修する
・学習状況をチェックしてもらう
といった目的で、学校に登校する日のことです。
これは、学校教育法という法律で定められており、全国すべての通信制高校で必要なものです。
通信制高校でよく聞く「スクーリング」ですが、なんとなくイメージはあるけど具体的にはどんなものかよくわからないという方も多いのではないでしょうか? 今回は、通信制高校のスクーリングについてわかりやすくお話していきます。 目 …
スクーリングの頻度は学校によって異なる
スクーリングの回数や日程は、学校やコースによって異なります。
たとえば、週1回登校するコースもあれば、月1〜2回程度の登校で済むコースもあります。また年に数回、集中スクーリング(宿泊型)でまとめて実施するスタイルもあり、さまざまな形があります。
中には「できるだけ少ない登校日数」を希望する生徒向けに、柔軟なスケジュールを組んでいる学校もありますが、完全にゼロにはできないことを覚えておきましょう。
なぜ登校しなければならないの?
「どうして通信制なのに登校が必要なの?」と疑問に思うかもしれません。
その理由は大きく2つあります。
●理由① 生徒の学習理解を確認するため
通信教育だけでは、生徒が本当に理解できているかを確認するのが難しいため、対面での指導が必要とされています。
●理由② 社会性や実技科目のため
体育や家庭科など、実際に体を動かす実習が必要な科目もあります。また、直接人との関わりを持ち、社会性を育むこともスクーリングの大切な役割です。
通信制高校は、自宅で勉強するほかに「スクーリング」があります。この「スクーリング」にもしも参加できなかったら?と疑問に思う方も多いかもしれません。 今回は、通信制高校のスクーリングに行かないとどうなるのか?卒業することは …
通信制高校を選ぶときに気をつけたいポイント
通信制高校を検討する際は、スクーリングの頻度や場所について事前によく確認しておきましょう。
☑スクーリングの実施場所は通いやすいか?
☑体調や状況に応じたサポートはあるか?
まとめ|通信制高校は「通わなくていい学校」ではない
通信制高校は、自分のペースで学べる素晴らしい仕組みですが、完全在宅ではないことを正しく理解しておくことが大切です。
必要なスクーリングを無理なくこなしていけるよう、学校選びの段階でしっかり情報収集をしておきましょう。入学後のギャップも少なくなり、安心して高校生活をスタートできるはずです。
あなたにぴったりの学び方がきっと見つかりますように。
「毎日通えないかもしれない…」そんな心配があっても大丈夫。
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