通信制高校のオープンスクールは、単なる学校説明会ではありません。自分に合った学び方や学校環境を見極める絶好の機会です。この記事では、オープンスクールを「自己分析」の場として活用する方法を解説します。
目次
自分の希望を整理しよう
オープンスクールに参加する前に、自分がどんな学校生活を送りたいかを整理してみましょう。
- 進学を目指したい?それとも資格取得や就職を重視?
- 人間関係や学校の雰囲気を大事にしたい?
- 通学頻度やスクーリングにこだわりは?
- 学費面での条件は?
通信制高校はとてもたくさんあります。気になる高校すべてに片っ端から参加することは難しいでしょう。まずは自分の「理想の学校像」をイメージすることで、ある程度、候補を絞ってオープンスクールに参加できるようにしましょう。
当日は「自分目線」で見学しよう
オープンスクール当日は、自分の目で見て・感じることが大切です。パンフレットやホームページだけでは分からないことを知るチャンスと考えましょう。
- 学校内の雰囲気は自分に合いそう?
- 先生や在校生の対応は親しみやすい?
- 施設や教室は快適に使えそう?
- 校舎までの通学は負担にならない?
「ここなら頑張れそう!」と感じる学校は、将来の自分にとって居心地の良い場所となる可能性が高いので、あなたの直感を大切にしてくださいね。
情報収集は冷静さを忘れずに
進路選びでは、SNSや口コミサイト、掲示板などでの情報収集をする方も多いでしょう。しかし、インターネット上の情報には注意が必要です。
特に、SNSではネガティブな意見が目立ちやすい傾向があります。批判的な書き込みや個人的な感想がすべての人に当てはまるわけではありません。また、逆に「夢のような高校生活」を描いた過剰なポジティブ情報も、現実とのギャップを生む原因になりがちです。
情報収集の際は、以下のような意識をもって取り組みましょう。
- 複数の情報源を確認する
- 公式情報やオープンスクールでの説明を基準にする
- あくまで「参考程度」として鵜呑みにしない
メモや写真で振り返りを忘れずに
見学中に気になった点をメモしたり、許可された範囲で写真を撮っておくことをお勧めします。家に帰ってから検討する際に役立ちますよ。
複数の通信制高校を見学する場合は、感想や印象が混ざりがちです。学校ごとの特徴や気づきを記録し、客観的に比較できるようにしましょう。記憶が鮮明な当日中にメモを残しておくことをお勧めします。
見学後は「自分にとって何が大事か」を考える
通信制高校のオープンスクールに参加した後は、自分の希望と実際に感じたことを照らし合わせてみましょう。「やっぱり進学サポートが手厚い学校がいい」「自由な校風が自分に合いそう」など、具体的なイメージを持つことが、学校選びの成功につながります。
このプロセスこそが自己分析。進路選択において大切な「自分を知る」ステップです。
まとめ:通信制高校オープンスクール・オープンキャンパスを活用した自己分析のすすめ
通信制高校のオープンスクールは、自分に合う学校を見つけるための貴重な場です。一番大切と言っても過言ではありません。事前に希望を整理し、当日は自分目線で見学しましょう。SNSなどの情報収集は冷静に行い、振り返りを大切にすることで、進路選びがより具体的になります。オープンスクールを「自己分析の場」として最大限に活用して、後悔のない進学を目指しましょう!
- 事前に自分の希望を整理し、当日のチェックポイントを明確にしよう
- 当日は自分の目線で学校の雰囲気や先生・生徒の様子を観察
- SNSや口コミ情報は冷静に、信頼できる情報源を参考にしつつ自分の感覚を大事に
- メモや写真で振り返り、見学後に自分にとって何が大切かを再確認
- オープンスクールを自己分析の場として活用し、進路選びに活かそう
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