
通信制高校の検討するときに気になるのが「どんなふうに勉強するのか」ということです。大学進学を視野に入れているなら、なおさら学び方の選択は大切です。その中でも「マンツーマンの個別指導」は、自分のペースで受験対策も進められる魅力的な選択肢の1つです。しかし、高校生活は3年もありますから、メリットだけでなくデメリットも知った上で、自分に合った学校を選びたいものです。
そこで今回は、通信制高校における個別指導のメリットとデメリットを解説します。
目次
この記事でわかること
- 通信制高校のマンツーマン個別指導の仕組み
- 大学進学を目指す上での個別指導のメリット・デメリット
- デメリットを軽くするための工夫
通信制高校の個別指導とは

通信制高校は、全日制高校とは異なり、教室に生徒を集めて一斉に授業を行う「集団授業」は行いません。その代わりに、自宅で教科書や映像授業、オンライン指導などを活用しながら勉強していきます。
一般的な通信制高校では、自宅でのレポート学習が中心ですが、個別指導を取り入れており、登校日やオンラインを利用して先生と直接、マンツーマンでやりとりしながら勉強を進められる学校もあります。ただし、頻度は様々です。週1の場合もあれば、ほとんど毎日指導を受けられる学校もあります。また、1日単位で見てみても、いずれかも科目1コマだけマンツーマンという場合もあれば、ほとんどの科目で個別指導が受けられる場合もあり、「個別指導」と一言で言っても実態は様々です。
・頻度(1日何コマ、1週間何コマ)
・学費(一律、1コマごとに追加など)
大学進学を目指す上でのメリット
マンツーマン個別指導には、大学進学を考える上で見逃せないメリットがいくつもあります。
基礎から学び直すことができる
これまで不登校で授業に参加した経験が少なかったりすると、基礎的な部分の修得が不十分なことがあります。集団授業だと学年相当の内容を受けなければいけないので、参加してもついていけないと感じることもあるかもしれません。個別指導であれば、教材なども比較的自由に選ぶことができますから、学び直しに最適です。中学校の内容でつまずいている部分がある場合も、そのレベルまで戻って基礎から積み上げていくこともできます。

自分のペースで進められる
集団授業では「よくわからないままに授業が進んでしまう」ということもあります。しかし、個別指導ならばあなたのペースで学ぶことができます。理解が十分なところはサッと進み、疑問が残るところはじっくり解説してもらうことができます。
気軽に質問しやすい
学ぶ上で最も大切なのは、疑問を残さないことです。あいまいなまま進んでしまうと、必ずその先でつまずきます。個別指導ならば恥ずかしがらずに質問でき、疑問点をその場で解決することができます。

苦手科目を重点的にサポートしてもらえる
受験科目の中でも特に苦手な科目がある場合、そこに時間を多く使えるのもマンツーマンの利点です。得意科目は自習で進め、苦手科目だけ先生と一緒に取り組むという使い方もできます。
学習計画を一緒に立て、進捗管理をしてもらえる
「何をどの順番で勉強すればいいかわからない」という不安も、先生と相談しながら計画を立てられるので安心です。定期的に進捗を確認してもらえることで、モチベーションも保ちやすくなります。
人目を気にせず、自分のペースで勉強できる
集団授業では周りのペースに合わせる必要がありますが、個別指導はあなたのためだけの授業です。焦らず、じっくり取り組める環境で、自信を取り戻すきっかけにもなります。

知っておきたいデメリットと注意点
個別指導には多くのメリットがある一方で、いくつかのデメリットや注意しておきたい点もあります。事前に知っておくことで、自分に合った学び方を選ぶ参考にしてください。
授業時間や回数に制限がある
通信制高校において個別指導を採用しているところはまだ多くはありません。学校やコースによっては、1日に受けられる個別指導が1コマだけだったり、週のコマ数を最初に決めなければならなかったりする場合があります。大学受験では多くの学習時間が必要になるため、個別指導だけでは十分な学習量を確保しにくいこともあります。

先生との相性やスキルに左右されやすい
個別指導という性質上、担当講師との相性が学習の質に大きく影響します。教え方がわかりやすいか、進路指導の経験が豊富か、質問しやすい雰囲気かなど、先生によって差が出やすい点は注意が必要です。
もし相性が合わない場合に、先生の変更が可能かどうかも事前に確認しておくと安心です。
学習が予定通りに進まないこともある
集団授業の場合は年間のスケジュールの大枠が決められており、それに沿って授業が進んでいきます。個別指導の場合には、生徒の理解度によってペース配分は異なり、なかなかスケジュール通りに進まないことがあります。特に経験の少ない人や大学生が講師の場合には、生徒の希望のままに授業をして結局最後まで終わらなかった…なんてことも。

学習環境を自分で整える必要がある
通信制高校では自宅での学習が中心になることが多いため、学習環境を整えるのも自分次第です。個別指導はコマ数が少ないことが多いので、授業以外の時間に1人で自習を続けられるかどうかが重要です。モチベーションを保ちながら継続するには、家族のサポートや、スクーリングでの友人との交流なども大切な要素になります。
社会性や対人関係のスキルが育ちにくい
マンツーマンの環境では、同世代の仲間と一緒に学ぶ機会が少なくなりがちです。大学に入学すると、グループワークやディスカッションなど、集団で協力する場面もありますから、入学後に集団生活に戸惑うことがないよう、意識的に人と関わる機会を持つことも大切です。

費用面の負担
個別指導は、集団授業に比べてコストがかかる傾向があります。週数回分は授業料に含まれているが、それ以上に授業を増やしたいとなった場合には、追加の料金が必要になってくることも。受験まで3年間継続するには経済的な計画も必要になるため、保護者の方とよく相談しながら進めていきましょう。
デメリットを軽くする方法:集団授業との併用がおすすめ
個別指導のデメリットを補い、より効果的に大学進学を目指すには、集団授業との併用がおすすめです。それぞれの長所を組み合わせることで、バランスの取れた学び方が実現できます。
たとえば、集団授業では先生が複数の解法を紹介してくれたり、「この大学の出題傾向は…」「共通テストに頻出だから押さえておくように」など実践的なアドバイスがもらえたりすることも魅力の1つです。個別指導では集団授業で生まれた疑問を解決できるので理解力が伸び、あなたの作った答案を添削してもらうことで解答力も伸ばすことができます。
仲間と一緒に学ぶことで刺激を受け、モチベーションが保ちやすい
「自分だけじゃない」と感じられる環境は、学習を続ける上で大きな支えになります。同じ目標を持つ仲間と一緒に授業を受けることで、「もう少し頑張ろう」という気持ちが自然と湧いてきます。
特に話したりしなくても、いつも授業で顔を合わせるというだけで、刺激を受けることができるでしょう。
社会性も育て、大学生活への準備にもなる
集団授業では、毎週決まった時間に授業があります。予習復習をしっかり行うことで、学習習慣を身につけやすくなります。また、他の生徒と一緒に学ぶ中で、協調性やコミュニケーション力も自然と身についていきます。いずれも大学に入ってからのグループワークやサークル活動、就職活動などにも役立つスキルです。通信制高校の段階から、こうした経験を積んでおくことは、大学生活をスムーズにスタートさせるための準備にもなります。

個別指導の弱点を解消して強みを生かす
通信制高校での勉強がうまくいかないと、自信を失ってしまい、「自分には無理なのかも」と諦めそうになることもあるかもしれません。でも、それは勉強の「やり方」が合っていなかっただけ。あなた自身の問題ではありません。
勉強するための環境が整えば、誰でも成績を伸ばすことができます。そして「勉強って楽しい!」と思うことができるはずです。
転入生の声:「授業の質が変わって、学ぶ楽しさを取り戻せた」
ある生徒は、前の高校でマンツーマンの個別指導を受けていましたが、学習が進まず、これでは大学進学は難しいと考え、転校を決意しました。四谷学院高校に入学後、こう振り返ってくれました。
四谷学院高校は、これまで受けていた授業と比べて、先生の質も授業の質も格段に上。授業を受けたときに感動しました。以前は完全1対1の個別指導で、コマ数も少なかったこともあって、なかなか授業が進まなかったんです。先生はわからないところを一緒に考えてくれるけれど、疑問はなかなか解消されず、学習が思うように進みませんでした。
さらに、志望大学について先生に相談したところ、「君には無理だよ」と笑いながら否定されてしまったそうです。心無い言葉に傷つき、大学進学への意欲も失われ、個別授業にも通わなくなってしまいました。でも今は、応援してくれる先生がたくさんいる四谷学院高校で前向きに頑張れています。
四谷学院高校は集団と個別のダブル教育
四谷学院高校の「進学コース」では、予備校として実績のある四谷学院のノウハウを活かした「55段階個別指導」と「科目別能力別授業」を組み合わせたダブル教育を、追加料金なしで受けることができます。
一人ひとりの理解度に合わせて細かくステップを踏みながら学べる55段階個別指導と、科目ごとに自分のレベルに合ったクラスで学べる科目別能力別授業で、解答力と理解力の両方を磨いていきます。

中学校あるいは高校など、以前の学習環境でうまくいかなかった経験を持つ生徒たちも、個別指導と集団授業を組み合わせた四谷学院高校の学習システムに出会ったことで、学習意欲を取り戻し、目標に向かって進んでいけるようになっています。
詳しくは四谷学院の公式サイトでご確認いただけます。
四谷学院 高校進学コース
まとめ:通信制高校の個別指導は大学進学に有効?メリット・デメリットを解説
通信制高校のマンツーマン個別指導には、自分のペースで学べる、質問しやすい、志望校に合わせた対策ができるといった大きなメリットがあります。特に大学進学を目指す場合には、基礎から丁寧に積み上げられる環境として心強い選択肢です。
一方で、授業時間の制限や先生との相性、社会性を育む機会の少なさ、費用面など、いくつかの注意点もあります。これらのデメリットを軽くするには、集団授業との併用がおすすめです。個別指導でじっくり学び、集団授業で刺激を受けながら演習を重ねることで、バランスの取れた学び方が実現できます
大切なのは、自分に合った学び方を見つけること。体験授業や相談会を活用しながら、無理なく続けられる環境を選んでいきましょう。あなたのペースで一歩ずつ進んでいけば、きっと目標に近づいていけます。
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「だれでも才能を持っている」という理念のもと、あなたに「やればできる」「学ぶことは楽しい」という体験をさせる、これが私たちの使命です。








