
高校においてインターナショナルスクール進学を検討するにあたり、大学受験資格のことで不安を感じていませんか。インターに進学すると、日本の大学を受験する資格が得られない可能性があります。
しかし、通信制高校という選択肢を組み合わせることで、インターナショナルスクールでの豊かな学びを継続しながら、日本の大学進学への道を開くことができます。
この記事では、大学受験資格を得るための2つの方法である「高認試験」と「通信制高校」の違いを比較しながら、インターナショナルスクールと併用できる効果的な学習スタイルについてご紹介します。
目次
この記事でわかること
- インターナショナルスクール生が直面する大学受験資格の課題
- 高認試験と通信制高校の比較(メリット・デメリット)
- インターナショナルスクールと通信制高校を併用する注意点
インターナショナルスクール生の大学受験資格問題

高校卒業資格を得られないインターナショナルスクール(高校)
インターナショナルスクールは、日本の学校教育法第1条に定められた「一条校」ではありません。そのため、卒業しても日本の高校卒業資格として認められず、大学受験資格を得ることができないのです。例外として、WASC(Western Association of Schools and Colleges)などの国際認証を受け、文部科学大臣が指定した一部のスクールのみが認められる場合がありますが、残念ながらこうしたインターナショナルスクールはごく少数です。そのため、インターナショナルスクールに通う生徒の多くは、日本の大学入試や共通テストを受験できません。
成績が優秀で、日本語も英語も堪能、難関大学を目指せる実力があったとしても、受験資格がなければ志望校にチャレンジすることすらできません。この課題は、多くのインターナショナルスクール生とその保護者が直面する大きな悩みとなっています。
解決策は2つ:高認試験か通信制高校か
この問題を解決するためには、主に2つの方法があります。1つは高等学校卒業程度認定試験(高認試験)を受験して大学受験資格を得る方法、もう1つは通信制高校に在籍して正式な高校卒業資格を取得する方法です。今回は、インターナショナルスクールと併用しやすい通信制高校について解説します。
高認試験、通信制高校、それぞれに特徴があります。どちらを選ぶかによって、その後の学習スタイルや将来の選択肢が変わってきます。
高認試験と通信制高校の比較

高認試験(高等学校卒業程度認定試験)の合格
高認試験は、高校を卒業していない人が大学や専門学校などを受験するための資格を得るための国家試験です。年に2回(8月と11月)実施され、必要な科目に合格することで大学受験資格を得ることができます。インターナショナルスクールでの学習と並行しながら、必要な科目の勉強を進めることができます。
メリット
高認試験のメリットとしては、年に2回受験のチャンスがあり、科目ごとに合格できる科目合格制なので計画的に取得できる点が挙げられます。受験費用も比較的安く、高認試験は16歳から受験可能ですが、合格しても18歳にならないと大学受験資格として使うことはできませんので、大学受験資格を得られるまでの期間を、受験勉強に集中することもできます。

デメリット
高認試験のデメリットとしては、試験対策は基本的に独学で進める必要があるということです。高認試験対策を行える塾や予備校はありますが、多くはありません。また、高認試験に合格しても、大学受験レベルにまで学力を上げるためには、別途予備校や塾に通う必要があるでしょう。近年、大学入システムが複雑化しているため、受験対策は情報戦の側面もあります。最新情報を得るためにも予備校や塾の活用が必須となっています。
チェック
☑高認試験に合格しても得られるのはあくまで「大学受験資格」であり、「高校卒業資格」ではないという点は注意が必要です。
通信制高校とのダブルスクール
通信制高校は自宅での学習を中心に、年に数日から週数日の登校で高校卒業資格を取得することができます。近年は、オンライン授業が充実している学校も増えており、柔軟な学習スタイルが可能になっています。そこで、通信制高校に籍を置きながら、インターナショナルスクールにも通うというダブルスクールも可能となってきます。
全日制高校との違いについては、こちらの記事で解説しています。
メリット
通信制高校のメリットは、まずは全日制高校と同じく「正式な高校卒業資格」を取得できることです。そのため日本の大学受験資格を得ることができます。なお、登校頻度を選ぶこともでき、さらにオンライン学習も活用できる学校もありますから、高校による拘束時間が非常に少ないため、インターナショナルスクールとの両立も可能です。
さらに、大学受験対策のサポートが受けられる「進学コース」「特進クラス」などを設けている学校もあり、進路相談や個別指導などのサポート体制がある通信制高校を選べば、大学受験対策も高校で行うことができます。

デメリット
通信制高校のデメリットとしては、高認試験と比べて費用がかかる点が挙げられます。学校によって異なりますが、年間数十万円程度の学費が必要になることが一般的です。また、卒業には3年以上の在籍が必要となるため、高認試験のように早期に受験資格だけを取得することはできません。
また、大学受験対策の充実度やサポート体制は学校によって大きく異なり、場合によっては、大学受験対策を行うための予備校や塾も併用しなければいけない可能性もあります。通信制高校、インターナショナルスクール、さらに大学受験予備校とトリプルスクールになってしまう可能性があるので、学校選びには時間と情報収集が必要です。
高認?通信制?どちらを選ぶべきか

高認試験が向いているのは、費用を抑えたい方、短期間で受験資格を得たい方、完全に独学で進められる自律性と計画性がある方です。一方、通信制高校が向いているのは、学習サポートを受けたい方、正式な高校卒業資格が欲しい方です。
難関大を目指すなら通信制がおススメ
特に、成績優秀で難関大学を目指せるレベルにある場合、通信制高校との組み合わせによって、インターでの学びを継続しながら大学受験対策を受けられる環境を整えることができます。
通信制高校の中には、予備校機能を持つ学校や受験指導に強い学校があります。例えば四谷学院高校では、大学受験に特化したカリキュラムや個別指導を提供しており、独学や高認対策だけでは得られない「体系的な受験サポート」を受けることができます。
難関大学を目指す場合、学力面・情報面の双方で専門的なサポートがあることは、合格への大きな力となります。インターナショナルスクールで培った英語力に加えて、他の受験科目についても計画的に力をつけていくことができます。
柔軟なスケジュールでインターとの両立が可能
通信制高校は登校日数が少なく、オンライン学習も充実しているため、インターナショナルスクールでの学びを継続することができます。平日はインターナショナルスクールに通い、週末や空いた時間に通信制高校の課題に取り組むといったスタイルも可能です。両方の学びを並行することで、グローバルな視点と日本の教育システムの両方を経験でき、将来的により幅広い進路選択ができるようになります。
四谷学院高校の大学受験対策サポートとは
進路サポート
四谷学院高校では、生徒一人ひとりの学力や志望校に合わせた学習計画を作成してくれます。定期的な進路面談を通じて、現在の学力と目標とのギャップを確認し、具体的な対策を立てることができます。インターナショナルスクールで培った高い英語力は、大学受験において大きな武器となります。これを活かしながら、どのように受験勉強を進めていくべきか、プロの視点からアドバイスをもらえることは、受験生本人にとっても保護者の方にとっても心強いサポートとなります。
オンライン授業・映像授業
四谷学院高校ではオンライン授業や映像授業が充実しているので、時間や場所を選ばず、自分のペースで受験勉強ができる環境が整っています。分からない部分は何度も繰り返し視聴できますし、オンラインでの55段階個別指導ならば、質問も気軽にできます。効率的に学習を進めることができるでしょう。

小論文・面接対策
大学入試では、総合型選抜や学校推薦型選抜など、学力試験以外の要素も重視される入試方式があります。四谷学院高校では、こうした入試に必要な小論文・面接・プレゼンテーションなどの対策を行っています。インターナショナルスクールでの経験や、培ってきた英語力、グローバルな視点などを、入試でどのようにアピールするか、具体的な指導を受けることができます。
通信制高校を選ぶ際の重要ポイント

大学受験対策の充実度を必ず確認
通信制高校を選ぶ際に最も重要なのは、大学受験対策がどれだけ充実しているかという点です。学習サポートが不十分だと、通信制高校+予備校+インターナショナルスクールというトリプルスクールになってしまい、お子さんの負担が大きくなってしまいます。
合格実績、講師の質、個別指導の有無、小論文・面接対策など、受験サポートの具体的な内容を確認しましょう。特に、難関大学を目指す場合は、そのレベルに対応できる指導体制があるかをしっかり確認することが大切です。
スケジュールの柔軟性
インターナショナルスクールとの併用を前提とする場合、登校日数やオンライン学習の充実度は重要な判断基準となります。週に何日登校が必要なのか、オンライン授業はどの程度充実しているか、課題提出の締切はどの程度柔軟に対応してもらえるかなど、具体的な学習スタイルを確認しましょう。無理のないスケジュールで両立できる学校を選ぶことが、充実した高校生活につながります。
まとめ:インターナショナルスクールから日本の難関大へ

インターナショナルスクールでの豊かな学びと、通信制高校での体系的な大学受験対策を組み合わせることで、柔軟で効果的に難関大学を目指せる道が開けます。高認試験も選択肢の一つですが、通信制高校なら正式な高校卒業資格が得られ、進学コースを選べば大学受験対策も可能という大きな利点があります。
お子さんがこれまでインターナショナルスクールで培ってきた英語力や国際的な視点は、大学受験においても、その先の人生においても、かけがえのない財産です。その強みを活かしながら、日本の大学進学という目標も実現できる柔軟な学びのスタイルが、通信制高校との併用によって可能になるでしょう。
そんな希望を叶えるために、四谷学院高等学校は大学進学に強い通信制高校です。
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通信制高校を検討されている中高生とその保護者の方にお役に立てるよう、通信制高校や大学受験に関する情報を発信していきます。だれでも才能を持っています。でもその才能は優れた学習システムと優秀かつ熱心な先生との出会いなしに開花することはできません。「英語が苦手」「数学が苦手」という人は、教え上手な先生に出会ってこなかっただけ。正しいやり方で学びの楽しさを味わうことができれば、「英語が好き」「数学が好き」に変身します。
「だれでも才能を持っている」という理念のもと、あなたに「やればできる」「学ぶことは楽しい」という体験をさせる、これが私たちの使命です。








