中学校の体育の時間が憂鬱だったり、運動があまり得意ではなかったりすると、「高校の体育ってどうなるんだろう…」と不安に感じることがあるかもしれません。特に、通信制高校への進学を考えている方の中には、新しい環境で体育の授業についていけるか、そもそも通信制の体育の授業って何をするか…という心配を抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
また、保護者の方も、お子さまの体調や性格を考えると、「運動が苦手な子でも大丈夫なのかな」「安心して取り組める環境かな」と、体育の授業に対して不安を感じていらっしゃるかもしれません。無理なく、そして楽しく体を動かせる高校生活を送ってほしいという気持ち、とてもよくわかります。

でも、ご安心ください。通信制高校の体育は、一人ひとりの個性やペースに寄り添った工夫がたくさんあります。

この記事では、通信制高校の体育がどのようなものなのか、そして、四谷学院高等学校ではどのように生徒さんの体育への不安を解消し、授業を楽しんでいる様子をご紹介していきます。

この記事でわかること

  • 通信制高校の体育の授業の目的
  • 運動が苦手な方でも安心して参加できる通信制高校の体育の授業
  • 四谷学院高等学校での体育の授業内容とその魅力
  • 体育を通して得られる、心と体の成長のヒント

「体育の授業って必要?」通信制高校での体育の目的とは

「通信制高校なのに体育の授業があるの?」と意外に感じる方も多いかもしれません。確かに、通信制は自宅学習がメインですから、体育をはじめとする実技教科もいわゆる座学、教科書を読んだりレポート書いたりするだけ、というイメージをお持ちかもしれませんね。

しかし、通信制高校でも高校卒業に必要な単位は全日制高校と同じ。つまり、実技教科もしっかり授業を行います。

体育の授業の目的

一般的な体育のイメージというと、「運動能力を競い合う」「体力づくりに励む」といった側面が強いかもしれません。しかし、通信制高校の体育では、少し違った視点や目的を持って行われるもあります。

  • 健康の維持や体力向上
  • 心身のリフレッシュ
  • 仲間との交流の機会

このような多角的な意味合いを持っています。
特に、自宅学習が中心となる通信制高校の生徒さんにとって、体を動かす時間は、気分転換や運動不足解消の貴重な機会になります。また、先生やクラスメイトと一緒に体を動かすことで、自然とコミュニケーションが生まれることも期待できるでしょう。
こうしたことから、通信制高校では、運動が苦手でもそれぞれのペースで無理なく取り組めることを大切にする傾向があります。

こちらの記事では通信制高校の一般的な体育の授業について解説しています。あわせてチェックしてみてくださいね。

四谷学院高等学校の体育授業とは?


四谷学院高等学校では「キャンパススクーリング」と「本校スクーリング」という2種類のスクーリングがあります。キャンパススクーリングは、最寄りの校舎で行われるスクーリングのことです。本校スクーリングは2年次に参加するスクーリングで、茨城県にある本校で行われます。そして、体育の授業は、校舎にある体育館やグラウンドで行います。

気軽で手軽なユニークな種目を導入

四谷学院高等学校では、生徒さん一人ひとりが「体育って楽しい!」と感じられるよう、さまざまな工夫を凝らしたユニークな授業が展開されています。運動が苦手だからと心配している方も、安心して参加できるような種目がたくさん用意されているんですよ。

例えば、授業で取り入れられているのが、パラリンピック競技としても知られる「ボッチャ」です。ボッチャは、白い目標球に自分のボールをいかに近づけるかを競うゲームで、車椅子の方でも参加できますし、体力よりも戦略が重要になります。座ってできるため、身体を大きく動かすのが苦手な方や、体調に不安がある方でも、気軽に、そして手軽に楽しむことができます。

また、あるキャンパススクーリングでは、卓球を体育の時間に行いました。キャンパススクーリングでは、通常の教室を使うので、「え、卓球を教室でやるの?」と驚く生徒やスタッフも!限られたスペースでもできる工夫が凝らされており、柔軟な発想が生かされています。実際に授業に参加した生徒たちは、工夫次第で十分に楽しむことができる!ということを実感していました。

一人ひとりのペースに合わせた安心の授業環境

「みんなについていけるかな」「運動会みたいに、無理やり走らされたりしないかな」といった心配は、体育の授業について回る大きな不安要素ですよね。四谷学院高等学校では、そうした生徒さんの気持ちに寄り添い、一人ひとりのペースを大切にした授業環境を整えています。
体育の活動は、基本的に男女別で行われ、性別による体格差や運動能力の違いを気にすることなく、よりリラックスして授業に参加できるよう配慮されています。

もし、どうしても運動に参加するのが難しいと感じる日があっても、ご安心ください。「審判」としてゲームに関わったり、「見学」という形でその場の雰囲気に触れたりするなど、本人に負担のない形で参加すればOK。クラスメイトを応援したり、ルールを理解したりすることで、スポーツへの興味を深めるきっかけにもなるでしょう。

大切なのは興味関心を広げること

「運動が苦手だから体育の授業は受けたくない」そうした気持ちはとてもよくわかります。しかし、運動が苦手でも体育の授業が楽しめるのであれば、どうでしょう?「それなら、ちょっと出てみようかな」と思うかもしれませんよね。
大切なのは、無理強いすることではなく、スポーツや運動に興味を持ってもらうこと、そして、心身のリフレッシュをすることです。生徒さん一人ひとりの状況に合わせて柔軟に対応することで、安心して体育の授業に臨んでもらいたいと思っています。

通信制高校の先生に聞く!ある日の体育授業の風景

先日、四谷学院高等学校・吉祥寺キャンパスで、体育の授業が行われていました。
特に印象的だったのは、先生の声かけです。先生は、授業中に生徒さんに向かってこうお話しされていました。

「今日の体育は4コマ連続であるけど、4時間立ちっぱなしって、大人でも大変なんだよ。4時間立ちっぱなしの経験って意外とないよね?だから…、今日は自分の番でないときは、すかさず座っていいからね!」。
この一言に、多くの生徒さんがホッと胸をなでおろしたことでしょう。緊張していた気持ちがほぐれ、安心した気持ちが目に見えるようでした。

通信制高校はその特性上、スクーリングをまとめて行うことがあります。ですから、今回のように体育の時間がまとめて4コマということもあります。

「しんどかったら休んでね」と言われても、真面目に授業に参加する生徒ほど、休めないのではないでしょうか?「このくらいで休んで叱られないかな?」「他の生徒から変な目で見られないかな?」と不安を感じるかもしれません。でも先生が「大人でも大変」「自分の番じゃない時は座って」と明確に指示をしてくれるので、『今なら座ってよい』と判断しやすくなります。

このように、先生は、生徒さんの身体的な負担だけでなく、心の負担にも配慮し、誰もが無理なく参加できる環境を大切にしています。温かいコミュニケーションが、体育の時間をより楽しく、有意義なものにしています。

体育の授業を通して広がる「新しい自分」

体育の授業は、単に体を動かすだけでなく、生徒さんにとって「新しい自分」を発見する大切な機会でもあります。運動を通して体を動かすことは、ストレス解消や気分転換にもつながります。日々の生活で溜まったストレスを、体を動かすことでリフレッシュできるのは、とても良いことですよね。特に通信制高校では、スクーリングで体を動かす時間が、普段の学習とは違う刺激を与えてくれることでしょう。

芽生える自信

運動が苦手だと思っていたけれど、それでも楽しめる自分に気づいたり、周りの生徒から応援されて照れくさいけど嬉しかったり…こうした経験を通して、思い込みや苦手意識も薄まり、可能性が広がります。自然とコミュニケーション能力や協調性が育まれるかもしれません。
小さな成功体験を積み重ねることで、「自分にもできる」という自信につながり、それがほかの学習や学校生活全体にも良い影響を与えることが期待できます。

まとめ

通信制高校である四谷学院高校ですが、体育の授業でも生徒さん一人ひとりの状況に寄り添い、運動が苦手な方でも安心して楽しく参加できる場所であることがお分かりいただけたでしょうか。周りの生徒や先生方の温かい声かけによって、誰もが無理なく、そして笑顔で体育の授業に取り組める環境が整えられています。

もっと四谷学院高等学校の体育について詳しく知りたい、学校の雰囲気を見てみたいと感じた方は、ぜひ一度、説明会や個別相談に参加してみてください。きっと、あなたの未来を拓くヒントが見つかるはずです。

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