中学校の環境が合わず、学校に行くことがつらくなってしまうケースは決して珍しくありません。そして、これからどうしていくかを考える中で、「通信制高校への進学」を検討している人も多いのではないでしょうか?
この記事では、通信制高校を検討している中学生が「今できること」を一緒に考えていきます。

この記事でわかること

  • 通信制高校を選ぶ中学生が増えている背景
  • 高校入学前にできる“少しずつの準備”とは
  • 四谷学院高校ならではのサポート体制

中学で「学校が合わない」と感じるひとは●割以上


中学校の環境が合わず、学校に行くことがつらくなってしまうケースは決して珍しくありません。「みんなと同じようにできないのは自分だけかも」と思ってしまうかもしれませんが、同じような悩みを抱えている生徒はたくさんいます。
実際に、日本財団の調査では、教室には通っているけれど「学校がつらい」「学校の仕組みが合わない」と感じている中学生は全国で約33万人いると推計されています。(参考:「教室にはいるけれど学校がつらい子どもたちの存在」 https://kizuki.or.jp/blog/futoko/dont-suit-school/)。
また、別の調査では「教室にいるが毎日行きたくないと感じている」「保健室には行くが教室には入れない」といった“学校に居場所を感じにくい状態”を含めると、中学生の約13.2%が該当するとされています(参考:「NHK EASY NEWS: Don’t want to go to school? You’re not alone!」https://www.reddit.com/r/NHKEasyNews/comments/18l568q)。
さらに、NHKと教育関連団体による意識調査では、「学校があまり楽しくない」「ぜんぜん楽しくない」と感じている中学生は合わせて約9.4%にのぼります(参考:「学校は楽しい?楽しくない?中学生と高校生の割合」https://yao-education.com/2024/07/24/学校は楽しい?楽しくない?中学生と高校生の割合/)。

このように、不登校でなくても「学校が合わない」と感じながら過ごしている中学生が、実は少なくないことがわかります。

高校生になっても、急には変われない


高校は卒業しておきたい。できれば大学も目指したい。そんな希望を持っているなら、通信制高校という選択肢があります。
通信制高校は、学校に通う日数を最小限に抑え、自宅で自分のペースで学ぶことができます。全日制高校と同じ「高校卒業」の資格が取れ、大学進学に向けたサポートが充実している学校もあります。
しかし、当たり前のことですが、高校生になったからと言って、いきなり元気に登校できるようになるわけではありません。通信制高校と言えども、通学の頻度はゼロではありませんし、新しい環境に飛び込むのは、どんな人にとっても緊張することです。だからこそ、無理をせず少しずつ「慣れていく」ことがとても大切です。

そこで、高校入学前から始める「慣れるための準備」をご紹介します。
中学2年生や3年生の段階で、少しずつ環境に慣れていく取り組みを始めることで、高校入学後の負担がぐっと軽くなります。

早めの準備が安心につながる


不登校の経験がある生徒にとって、「知らない場所に行く」「知らない人と会う」ことはとても大きなストレスになることがあります。だからこそ、高校入学前から少しずつ「知っている場所」「慣れた人」との関わりを増やしていくことで、高校生活を安心してスタートできる土台ができます。その積み重ねで、高校生活を楽しめるようになっていくでしょう。

四谷学院高校ならではの環境

四谷学院高校では、中学生の段階から少しずつ高校生活の準備ができる環境があります。高校のキャンパスは、予備校と同じ校舎にあり、中学生向けの個別指導教室も併設されています。週1回から無理なくスタートでき、通うことや人と話すことに少しずつ慣れていくことができます。
高校入学後も同じ場所・同じ受付スタッフ・同じ登校経路ですから、「知っている環境」で新生活を始められる安心感があります。

よくある質問(FAQ)

Q. 中学生が四谷学院高校に通うのは目立ちませんか?

A. 中学生が個別指導に通うのは珍しくないことです。四谷学院には中高生向けの個別指導教室が高校と同じ校舎に設置されているので、中学生がいても目立つことはありません。

Q. 通う頻度はどのくらいがいいですか?

A. 最初は週1回からはじめましょう。無理のないペースから始めることで、負担を感じずに継続できます。

Q. 中学生のうちにできることは他にありますか?

A. 朝決まった時間に起きる、通学のルートを確認する、日々の生活リズムを整えるなど、日常生活の中で少しずつできることから始めていきましょう。

まとめ


通信制高校は、不登校の経験がある中学生にとって、無理なく高校卒業や大学進学を目指せる現実的な選択肢です。ただし、入学すればすぐにすべてがうまくいくとは限りません。だからこそ、中学2年生・3年生のうちから、少しずつ「高校生活の準備」を始めることが大切です。
四谷学院高校のように、中学生の段階から無理なくスタートできる環境があれば、自然と自信がついていきます。早めに動くことで、高校生活を前向きにスタートする準備をはじめましょう。

四谷学院なら、ご希望に合わせて柔軟な対応が可能です。通信制高校への進学や中学生向け個別指導コースのご相談は、どうぞお気軽にお問い合わせください。



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四谷学院ブログ編集部

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