マダガスカルって、どこにあるの?
国際協力ってなんだか難しそう。
自分にできることなんかあるのかな…
四谷学院高等学校では、生徒の視野を広げ、社会とつながる“生きた学び”を大切にする【成功のための体験プログラム】を行っています。
今回は、国際協力機構(JICA)のご協力のもと、世界とリアルタイムでつながる特別授業を開催しました。JICA海外協力隊としてマダガスカルで活動中の講師とオンラインでつながり、現地の様子をリアルタイムで紹介いただきました。

講師紹介:松岡麻依子さん

関西外国語大学外国語学部英米語学科卒業後、地元広島のホテルに就職。その後、イタリア系物流輸送会社にて貿易実務、海外出張など様々な職種を経験。コロナ禍をきっかけに退職し、兵庫へ移住。農業について知るため京都のお茶農家さんや和歌山の梅農家さん、沖縄の民宿など、働きながら地方をめぐる。
長年目標にしていたJICA海外協力隊に再びチャレンジし、審査に合格。現在、マダガスカルに派遣され、現地の人々と共に社会課題の解決に取り組んでいます。

遠い国と“今”を共有する、リアルタイムの学び

今回授業は、開発途上国の現状や日本とのつながりについて学びながら、「自分たちにできることは何か?」を考え、行動につなげることを目的としています。今回はアフリカ南東部沖に浮かぶ巨大な島国「マダガスカル共和国」です。

市場や街を実際に歩きながらの“中継授業”は、教室にいながらにして海外を体感できる、貴重な機会となりました。マダガスカルでの具体的な活動内容に加え、異文化の中で生活しながら学んだこと、日本と開発途上国のつながり、そして国際協力の意義について教えていただきました。

「自分の目で見て」「自分に語りかけられる」ことの意味

今はYouTubeなどを通じて世界中の映像コンテンツを見ることができますが、そこでは得られない臨場感と対話の力。それを生で体験できた今回の授業は、世界との距離をぐっと縮めるものでした。
「マダガスカルと繋がってる高校なんてない!」
そんな驚きの声が教室からあがったのも印象的でした。
現地の暮らしを画面越しに見るだけでなく、現地の人々が今どんな生活をしているのか、どんな課題を抱えているのかを、直接語りかけられるかたちで学べたことは、生徒たちの心に深く残ったようです。

現地と“つながる体験”が、生徒の心を動かした

リアルタイムで海外とつながる体験は、生徒たちにとって新鮮で刺激的なものでした。遠く離れたマダガスカルの暮らしや表情を“いまこの瞬間”に感じることで、多くの生徒が「世界」と「自分」の関係を見つめ直すきっかけになったようです。授業後に寄せられた感想からも、その気づきがいかに深かったかが伝わってきます。

「マダガスカルって聞いたことはあったけど、映像だけじゃなくて現地の人の声を聞けるなんて思ってなかった。言葉が通じなくても表情や身振りで伝わってくることがあるって知って、すごく印象に残りました。」
「遠くの国の問題だから自分には関係ないって思ってたけど、「現地の人とつながってる」と思ったら急に現実味が増してきた。」
「私は日本しか知らないけど、世界を知るというのは、自分の中の見方を変えることなのかもしれないと思いました。」

教室から世界へ、そして「自分ごと」へ

JICAオンライン出前講座は、学校の教室にいながら世界のリアルにふれることができる貴重な機会です。今回の授業を通じて、生徒たちは「遠い国の話」ではなく、「自分の世界の一部」として国際協力の意義を感じ取ったようでした。これからも四谷学院高等学校では、リアルな対話と体験を通して、社会とつながる学びを積み重ねていきます。

ほかにも、「こんな授業があるんだ!」と驚くような体験が待っています。
詳しく知りたい方は、ぜひ学校説明会やオープンスクールで、四谷学院の魅力を体感してみてくださいね。お会いできるのを楽しみにしています!

四谷学院ブログ編集部

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