映画って、どうやって作られるの?
「企画書」って、どう書くの?
そして、自分の“伝えたいこと”って何だろう?
四谷学院高等学校(通信制課程)では、学びの中に「本物との出会い」を大切にする【成功のための体験プログラム】を行っています。
今回はその一環として、「映画プロデュース体験~オリジナル企画を制作してみよう」という授業をオンラインで実施しました。

特別講師としてお迎えしたのは、日本映画大学の理事長であり、『ゴジラ』シリーズをはじめ数々の話題作を手がけた映画プロデューサー・富山省吾先生です。

特別講師
映画プロデューサー/日本映画大学理事長
富山省吾(とみやま しょうご)先生
〈略歴〉
1952年生まれ。1975年東宝株式会社に入社。
1983年株式会社東宝映画企画部で映画製作を始め、2010年までにゴジラシリーズ12作品を含む30本の映画をプロデュースする。
2004年~2010年東宝映画第4代取締役社長。
2004年~2019年日本アカデミー賞協会事務局長。

映画ができるまで——プロデューサーの仕事を学ぶ

授業の前半では、富山プロデューサーより「映画がどのように企画され、制作されていくのか」についてお話しいただきました。リアルな経験談から、映画制作には100人以上のスタッフが関わっていることや、アイデアを「カタチ」にしていく企画力などが語られ、生徒たちは興味津々。オンラインとは思えない集中力で話を聞いていました。
なかには「ゴジラ」のファンの生徒もいたようで「あのゴジラの⁉」とキラキラした目で画面越しに見つめる姿も見られました。

オリジナル企画を考える!実践型ワークショップ

授業の後半は、いよいよ生徒による映画企画書の制作に挑戦。テーマや構成を考え、自分だけのストーリーを「企画書」というカタチに落とし込む——はじめての経験に戸惑いながらも、みんな真剣そのもの。
提出された企画書には、富山プロデューサーから直接フィードバックが寄せられました。授業後の提出にも応じていただけるという、まさに貴重な機会です。

生徒の声から見える“気づき”と“成長”

授業後に寄せられた感想からは、体験を通じた発見があふれていました。

「映画の構成などを自分で考えることができてよかった」
「普段やらないし自分には無理だと思っていたけど、企画書を書いてみたら面白かった」
「映画の企画書を通して、自分が今までどのように生きてきたか思い出した」
「一つの映画にこんなに多くの人が関わっていると知って驚いた」

緊張していた生徒たちも、富山プロデューサーのあたたかな語り口と、現場のリアルな話に引き込まれ、最後には「もっと知りたい!」という気持ちになっていた様子が印象的でした。

“やってみたら面白かった”を大切に

四谷学院高等学校では、「通信制高校」という枠にとらわれず、様々な体験を重ねていくことを大切にしています。新しい体験を通じて、生徒一人ひとりが自分の可能性を広げていくことを応援しています。
“やったことなかったけど、好きかも”
“知らなかったけど、自分に向いてるかも”
という発見が必ず見つかる「成功への体験プログラム」
その一環として、今回は、映画プロデュースの企画作成体験の授業を行いましたが、「自分もできるかも」という一歩を踏み出す、かけがえのない体験となりました。
四谷学院高等学校では、こうした実践的で興味深い授業を、これからもたくさん展開していきます。

ほかにも、「こんな授業があるんだ!」と驚くような体験が待っています。
詳しく知りたい方は、ぜひ学校説明会やオープンスクールで、四谷学院の魅力を体感してみてくださいね。お会いできるのを楽しみにしています!

四谷学院ブログ編集部

通信制高校を検討されている中高生とその保護者の方にお役に立てるよう、通信制高校や大学受験に関する情報を発信していきます。
だれでも才能を持っています。でもその才能は優れた学習システムと優秀かつ熱心な先生との出会いなしに開花することはできません。「英語が苦手」「数学が苦手」という人は、教え上手な先生に出会ってこなかっただけ。正しいやり方で学びの楽しさを味わうことができれば、「英語が好き」「数学が好き」に変身します。
「だれでも才能を持っている」という理念のもと、あなたに「やればできる」「学ぶことは楽しい」という体験をさせる、これが私たちの使命です。