通信制高校への進学を考えながら、「難関大学を本当に目指せるのだろうか」と気になっている方は少なくないでしょう。
通信制高校から大学を目指すことは、決して特別なことではありません。入試の場で問われるのは、どの高校に通っていたかではなく、どれだけの実力と準備を積み上げてきたかです。

この記事では、通信制高校から国公立大学など難関大学を目指したいと考えている方に向けて、気になる疑問を整理しながら、合格に近づく方法をまとめています。

この記事でわかること

  • 通信制高校から難関大学・国公立大学を目指すことはできるのか
  • 「通信制高校からの受験は難しい」といわれる理由
  • 大学受験における通信制高校の強み
  • 通信制高校から大学受験を成功させるコツ

通信制高校から難関大学は目指せる

出身高校は合否に直接影響しない

大学入試において、「どの高校に通っていたか」は合否に直接影響しません。一般入試では問われるのは当日の得点であり、推薦入試と呼ばれる「総合型選抜(旧・AO)」「学校推薦型選抜」でも、面接・小論文の内容が評価の中心となります。
大切なのは「どの高校を卒業したか」ではなく、「どれだけ準備できたか」と言えるでしょう。

「通信制高校からの受験は難しい」といわれる理由

通信制高校から大学を目指すことについて、「全日制と比べて不利」と聞いたことがあるかもしれません。ただ、その不安の多くは通信制高校の学習スタイルへの「慣れ」のなさや、根拠のない先入観から来ていることがほとんどです。どのような背景でそのようにいわれているのか、一つひとつ整理してみましょう。

(1)「通信制 = 学力が低い」という先入観

通信制高校に対して、「学力が低い生徒が通う学校」というイメージがあります。しかし、必ずしもそうとは言えません。
通信制高校に進学する理由は人それぞれです。体調面への配慮から、仕事や芸能・スポーツ活動との両立のため、自分のペースでじっくり学びたいといった理由まで、色々な背景を持つ生徒が通っており、学力とは関係ないことも多いのが実態です。

(2)高校卒業を目的とする通信制高校もある

高校卒業資格を得ることを主な目的として通信制高校に通われる方もいます。例えばすでにお仕事をされているようなケースです。その場合、卒業後の進路指導や受験サポートは必要とされません。こうしたイメージから、通信制高校と大学進学が結び付けにくいということもあります。

(3)自己管理が求められる学習スタイル

全日制高校では時間割に従って授業が進むため、自然と勉強のリズムができあがります。一方、通信制では自由な時間が多い分、何をいつ・どれくらいやるかを自分で決める力が求められます。この点が、受験勉強において「ハードルが高い」と感じられる理由の一つとなっています。

なお、こうした不安から、サポート校や予備校・塾を組み合わせて利用する生徒も少なくありません。しかし、通信制高校在籍生向けの予備校や塾はまだ少なく、ほとんどの場合は、全日制高校に通う生徒や浪人生と一緒の授業を受けることになります。

大学受験における通信制高校の強み

大学受験に不利と思われがちな通信制高校ですが、見方を変えると受験において有利に働く点もあります。

(1)学習時間を確保しやすい

毎日の通学時間がない分、その時間を受験勉強に充てることができます全日制高校では授業以外にも行事や部活動など、学校に拘束される時間が長く、時間的な余裕は多くありません。家に帰るとクタクタで勉強できないという話もよく耳にします。
通信制高校では、勉強に集中する時間をつくりやすい環境であり、受験に有利な点の1つです。難関大学、特に国公立大学を目指す場合には科目数も多くなりますが、しっかり学習時間を確保できるので安心です。

(2)苦手・得意に合わせた学習ができる

通信制高校のカリキュラムは柔軟性が高く、自分の学習ペースで進めることができます。受験で使う教科に時間を多く配分したり、苦手分野を集中的に克服したりと、個人の状況に合わせた勉強計画を立てることもできます。全日制のように「クラス全員が同じペースで進む」という授業の制約がないぶん、メリハリをつけた学習が可能です。難関大学では特に、苦手科目があると足を引っ張んてしまうことになります。逆に得意科目があるとそれを武器に周りと差をつけることもできます。

(3)心身の余裕を保ちながら勉強に取り組める

集団生活や人間関係のプレッシャーが少ない環境は、受験勉強において精神的な安定につながりやすいといえます。ストレスが減ることで不安や疲弊が起きにくくなりますし、心の余裕が生まれますから、勉強に使えるエネルギーも増えます。難関大学を目指す受験生は、みんな頑張っていますから、そのなかで焦らず自分のペースでコツコツと積み上げていけることは、受験生活を乗り越えるうえで非常に大切です。

通信制高校から大学受験を成功させるコツ

早めに志望校と受験方式を意識する

大学受験の準備を早い段階から始めることは、全日制でも通信制でも変わりません。
中でも受験方式の決定は早めに行いましょう。大学入試には「一般入試」のほかに「総合型選抜」「学校推薦型選抜」といったいわゆる推薦入試があります。それぞれの受験方式によって求められる準備やスケジュールが異なります。

推薦入試について詳しくはこちらの記事も参考にしてください。

学習環境を早めに整える

学校選びの段階から受験対策の体制を意識しておくことも、長い目で見ると大切なポイントです。また、足りない部分を外部のサービスで補う方法を考えてみるとよいでしょう。

学習環境の例

☑ 進路指導の頻度や質・・・受験戦略や最新の入試情報を得られるか?
☑ 質問サポートのシステム・・・学習を進める中で疑問は解消しやすいか?
☑ 自習室・・・自宅以外での学習場所はあるか?集中できる環境が整っているか?
☑ 模試の頻度・・・学校実施の模試や受験後のフォローはあるか?

学習計画「見える化」して管理する

受験勉強において欠かせないのが学習計画です。「何を・どこまでやるか」を決め、定期的に振り返って修正していく習慣をつけることが学習継続につながります。
手帳・ノート・スマートフォンのアプリなど、自分が続けやすいツールを活用して、学習の進捗を見える化することをおすすめします。計画の立てっぱなしにならないように注意が必要です。

まとめ:通信制高校からでも難関大学は目指せます

通信制高校から難関大学・国公立大学、MARCHや早慶、医学部だってあきらめることはありません。大切なのは「どの高校に通っているか」ではなく、「どう学ぶか」という姿勢と準備だからです。必要なサポートをうまく活用しながら、長期的な視点で受験に向き合うことが、合格への道につながっていきます。

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