
通信制高校は自由な学び方ができる一方で、大学受験対策については学校によって大きな差があります。この記事では、通信制高校とサポート校の仕組みの違いをふまえながら、サポート校なしで早慶・国公立・医学部といった難関大学を目指すことが可能かどうかについて、具体的にお伝えします。
目次
この記事でわかること
- 通信制高校とサポート校、それぞれの役割の違い
- サポート校なしで難関大を目指すことが難しい現状とその理由
- サポート校なしで難関大学受験対策ができる通信制高校の特徴
- 自分に合った通信制高校の探し方
通信制高校とサポート校は、もともと別の機能を持っている

通信制高校の本来の役割
通信制高校は、レポートの提出・スクーリング(登校)・単位認定試験の3つを軸にした、高校卒業資格の取得を目的とした学校教育機関です。全日制のように毎日登校する必要がなく、自分のペースで学習を進められる点が大きな特徴です。
ただし、その柔軟さの裏側には「卒業に必要な最低限の学習支援しか受けられない」という現実があります。テキストだけ渡されて動画を見ながらレポート課題に取り組むと言った形が主流で、授業形式での学習指導や質問対応、個別指導などは、多くの通信制高校では大学受験に向けたサポートは提供されていません。
サポート校とはどんな存在か
サポート校は、通信制高校の卒業をサポートするために設けられた外部の教育機関です。レポートの作成指導や生活リズムの管理、学習習慣の定着など、通信制高校だけでは難しい部分を補う役割を担っています。
サポート校は通信制高校と提携していますが、別の民間企業です。そのため、在籍する通信制高校の学費とは別にサポート校の費用もかかります。2つの機関に同時に所属するかたちになるため、費用も手続きも二重になります。
「サポート校+通信制+予備校」の三重構造が生む課題

学費の二重・三重負担
難関大学を目指す場合、通信制高校とサポート校だけでは受験対策として十分ではないことがあります。そのため予備校や塾にさらに通うというケースも珍しくありません。通信制高校の学費、サポート校の費用そして予備校の費用と、三重の費用負担が生じることもあります。

移動時間とエネルギーのロス
サポート校と予備校に別々に通う場合、移動にかかる時間と体力の消耗は無視できません。本来であれば学習に充てられるはずの時間が削られていきます。経済的な余裕があったとしても、精神的なエネルギーロスは生徒にとって大きな負担になります。
通信制高校を選んだ理由の一つが「自分の時間を有効に使いたい」であれば、複数箇所への通学はその目的と逆行することにもなりかねません。
通信制高校が「籍を置くだけ」になるリスク
サポート校に進路相談や学習支援をすべて委ねるかたちになると、通信制高校は実質的に「高卒資格の取得先」としてのみ機能することになります。進路に関わる大切な相談も、日々の学びの管理も、すべてサポート校が担うわけです。
そうなると、通信制高校に在籍している意味を実感しにくくなることもあります。本来であれば、高校という場所はもっと主体的に関わるものであるはずです。
消去法ではなく積極的な選択として考える時代へ

不登校や起立性調節障害などの体調不良といったやむを得ない事情から、全日制高校への通学が難しく、通信制高校を選ぶ方がいることは今も変わりません。そうした選択には、それぞれの背景と理由があります。
一方で、近年は状況が変わりつつあります。一括管理の授業を行う全日制よりも、自分のペースで学べる通信制高校を積極的に選ぶという考え方が広がっています。自由に使える時間を受験勉強に集中させたい、自分の可能性をより広げたい、そういった前向きな理由から通信制高校を選ぶ方も増えています。
全日制高校に行けないから「消去法で選ぶ場所」から「自分らしく学ぶための場所」へ、通信制高校に対する見方は、少しずつ変化しています。
サポート校なしで難関大学を目指せる通信制高校はあるのか
大学受験対策まで担える通信制高校は、現在も少ない
通信制高校の大きな役割が「高卒資格の取得」にあることは、今も変わっていません。多くの通信制高校では、卒業に必要な学習支援は提供していても、早慶・国公立・医学部といった難関大学を目指すための受験指導は行っていないのが現状です。
だからこそ、サポート校や予備校との組み合わせが一般的になっているわけです。ただし、「サポート校なしでは難関大学を目指せない」かというと、そうとも言い切れません。学校によっては、一つの場所で受験対策まで完結できる環境を整えているところもあります。
大学進学に強い通信制高校
大学進学に強い通信制高校として名前が上がるのが四谷学院高等学校です。予備校ノウハウを活用して、通信制高校でありながら、早慶・国公立・医学部を視野に入れた本格的な受験指導を一貫して行っています。高卒資格の取得と大学受験対策を一つの場所で完結できるため、サポート校や予備校に別途通う必要のない通信制高校です。
費用・時間・エネルギーの分散を防ぎながら、受験勉強に集中できる環境が整っている点は、難関大学を目指す方にとって大きなメリットになり得ます。通信制高校でありながら、受験という目標に真剣に向き合える場所として注目されています。
自分の目で確かめることが、後悔しない通信制高校選びの第一歩
「この学校、良さそうだな」と感じたら、まずはパンフレットを取り寄せたり、オープンキャンパス、説明会などに参加したりしましょう。HPやパンフレットを読むだけでは分からない、実際の学校でしか確認できないことがたくさんあります。

まとめ:サポート校なしで早慶・国公立・医学部を目指せる通信制高校はあるのか
通信制高校から難関大学を目指すことは、決して非現実的な話ではありません。ただし、多くの通信制高校では受験指導を十分に行っていないため、学校選びが何より大切になります。サポート校なしで早慶・国公立・医学部を目指したいと考えているなら、受験対策まで一貫して行える通信制高校を探してみてください。

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