
「スマホって持ってきていいんですか?」という質問は、通信制高校を検討している方からよく耳にします。今通っている学校ではスマートフォンの持ち込みを制限されている方も多いので「通信制ではどうなんだろう」と気になりますよね。また、保護者の方からは「スマホを使いすぎてしまいそうで心配。制限してもらえるのかな」という声もあります。
この記事では、全日制・通信制それぞれのスマホ事情の違いをご紹介します。通信制高校でのリアルな使われ方が気になっている方はぜひお読みください。
目次
この記事でわかること
- 全日制と通信制のスマホルールの違い
- 通信制高校が「持ち込みOK」が多い理由
- 「持ち込みたい」「使いすぎが心配」それぞれへのアドバイス
- 通信制高校でのリアルなスマホの使い方
全日制と通信制、スマホルールはどう違う?
全日制高校のスマホ事情
全日制高校のスマホに関するルールは、学校によってかなり異なります。持ち込み自体を禁止している学校もあれば、登校時に職員室等に預ける学校もあります。あるいは、持参はOKだが授業中は電源オフにする、といった学校もあり、対応は一様ではありません。
文部科学省が2020年時点に示した通知をきっかけに、持ち込みを認める方向へ見直す学校が少しずつ増えてきました。ただし、持ち込めるようになったとしても「カバンの中にしまっておく」「授業中は電源を切る」といったルールを課す学校は多く、使える場面は限られているのが実情です。

通信制高校は「持ち込みOK」が一般的
通信制高校では、スマホの持ち込みを認めている学校が多い傾向にあります。全日制のように「授業中は電源オフ・カバンの中」「登校時に職員室へ預ける」といったルールはほとんど見られません。
その背景には、通信制高校ならではの学習スタイルがあります。連絡手段としてはもちろん、レポートの提出やスケジュール管理、授業動画の配信など、スマホの活用を前提としている学校が多いためです。また、一律のルールを課して禁止にするというよりも、自分でコントロールする力を尊重するスタンスをとっている通信制高校も多い印象です。
「前の学校ではずっと禁止だったので、自由に持ってこられるのかどうか気になっていた」という声は、全日制高校から通信制高校に転入してきた生徒からよく聞かれます。

通信制でも、学校によってルールの細かさは異なる
注意点としては、通信制高校でのスマホ利用は何でも自由というわけではありません。学校ごとに方針の違いがあります。例えば、対面の授業中やグループワーク中は利用を控えるようにアナウンスしている学校もあります。具体的な指示はなくとも、「TPOに応じた使い方」を指導している学校もあります。
「持ち込みたい」という方へ

通信制高校の学校生活全般では、スマホが必要な場面が多くあります。そのため、これまでスマホの持ち込みが制限されていた方にとって、持ち込み自由な通信制高校は新鮮に感じるかもしれません。また、常にスマホを携帯していたい方にとっては、安心できる環境と言えるでしょう。
校舎内で授業映像の視聴などを行う場合には、学校内Wi-Fiの利用もできる場合がありますので、事前に確認しておけると安心です。
「使いすぎてしまいそう」という方へ

「持ち込み可だと、ずっとスマホを触ってしまいそうで心配」という声も、実はよく聞かれます。特に保護者の方はネット依存が心配だからむしろ管理してほしい、という希望もあるかもしれません。実際の生徒の様子を見ていると、緊急連絡のために持参しているものの、教室や自習スペースでは手が離れているというケースが多いようです。
自習室で勉強しているとき、友人と話が盛り上がっているとき、何かに集中しているとき——そういう場面では、スマホのことがそもそも気にならなくなっている、という声もよく聞かれます。「一応持ってきているけれど、特に使う機会がない」という感覚で過ごしている生徒も少なくありません。
スマホとのちょうどいい距離感

通信制高校は自由度が高いぶん、スマートフォンの利用についても「今は使う場面か、そうでないか」を自分自身で判断する力が求められてきます。自分で判断するのは不安に感じる点でもありますが、長い目で見ると大切な経験になることも多いようです。
スマホを禁止されると使いたくなる!?
禁止されると逆にその事柄をしたくなる心理を「カリギュラ効果」と言いますが、スマホの利用についても言えます。通信制高校に通う生徒の中には、「制限がないからこそ、自分で切り替えることができた」という感想を持つ生徒もいます。これまで「スマホ禁止」の環境にいたことで、スマホがやりたい気持ちが強くなっていましたが、いざ「自由に使っていいよ」と言われたら、スマホ熱がスーッと覚めてしまったわけです。「スマホ自由」という環境の中で、メリハリをつける経験が積み重なって、スマホとのちょうどよい関係が作られていきます。

スマホ禁止で人間関係に苦労
スマホ利用禁止の全日制高校に通っていたAさん。そのため休憩時間はどうしても友達の輪の中に入るしかなく、人間関係に苦心していたそうです。通信制高校に転校してからは、休憩時間はスマホをいじったり友達と話したり「自分で選ぶことができるのがいいと思う」と話してくれました。お友達とは話したいときに話す、というちょうどよい距離感が、穏やかな人間関係を作っているようです。
保護者の方へ:スマホと学習の両立について

自己管理力を育てる機会
お子さんのスマホの使い方が心配、という気持ちはよく理解できます。ただ、「禁止にすれば問題が起きない」というわけではなく、自分で判断して使い方を学ぶ経験が、長い目で見ると力になることも多いと言えるでしょう。
通信制高校という環境は、自由と自己責任のバランスの中で、自分自身をコントロールする練習ができる場でもあります。
(参考)四谷学院高校の場合
四谷学院高校では、スマホの持ち込みや使用に特別な制限は設けていません。学習ツールや連絡手段としての利用を想定しており、生徒の自己管理を尊重するスタンスをとっています。詳しくは個別相談や見学会でお気軽にご確認ください。

まとめ:通信制高校はスマホ持ち込みOK?全日制との違いと主なルールを解説
- 全日制高校ではスマホのルールが学校ごとに大きく異なり、制限が残っている学校も多い
- 通信制高校は「持ち込みOK」が一般的で、自己管理を尊重するスタンスをとる学校が多い
- 持ち込みたい方も、使いすぎが心配な方も、通信制高校の環境は柔軟に対応できる
- 実際の雰囲気や詳しいルールは、見学・個別相談で確認するのがおすすめ

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