通信制高校への進学を考える際、「通信制でも本格的に部活動ができる学校はある?」「部活が盛んな通信高校を選びたい!」と考えているかもしれません。自分のペースで学びながらも、仲間と一緒に活動できる環境があれば、高校生活はもっと充実したものになるでしょう。
実は、通信制高校の中にも部活動に力を入れている学校が数多く存在します。全日制高校と同じように、あるいはそれ以上に熱心に活動している学校もあり、甲子園を目指す野球部や、全国大会を目指す文化部など、本格的な挑戦ができる環境が整っています。

この記事では、部活が盛んな通信制高校の特徴や選び方部活動に参加するメリットについて詳しくご紹介していきます。

この記事でわかること

  • 全日制高校と通信制高校の部活動の違い
  • 部活動・サークル・同好会の違いと選び方
  • 部活が盛んな通信制高校で活動する3つのメリット
  • 部活が盛んな通信制高校を選ぶときのポイント

部活が盛んな通信制高校の特徴とは?

部活が盛んな通信制高校には、いくつかの共通した特徴があります。まず、多様な部活動の選択肢が用意されているという点です。例えば、運動部であれば野球、サッカー、バスケットボール、バドミントンなど、文化部であれば軽音楽、美術、写真などが挙げられます。また、中にはeスポーツや起業など、全日制高校にはあまり見られないような珍しい部活も存在します。

さらに、単に部活動があるだけでなく、専門の指導者が配置されていたり、大会やコンクールへの参加を積極的に支援していたりする点が特徴です。

通信制高校の中でも、部活動を学校の大きな柱として位置づけている学校は施設面でも充実しており、専用の練習場所や提携施設を確保しているケースが多く見られます。

活動状況は学校によって大きく異なる

通信制高校によって部活動への力の入れ方は大きく異なります。中には週5日で本格的に活動する学校もあれば、月数回ゆるやかに活動する学校もあります。各校の公式サイトやパンフレット、オープンキャンパスなどで、活動頻度や実績、指導体制を事前に確認しておきましょう。

全日制高校と通信制高校の部活動の違い

全日制高校と通信制高校の部活動にどのような違いがあるのかを見ていきましょう。ここでは主な4つのポイントを比較してご紹介します。

活動日数・時間の柔軟性

全日制高校では、週5〜6日、放課後の決まった時間に活動することが一般的です。一方、部活が盛んな通信制高校でも、週1〜3日程度、登校日やスクーリング日に合わせた活動が中心です。本格的に取り組む学校では、部活動のための追加登校日を設けたり、部活の寮で生活したりするケースもあります。

甲子園出場を目指す!通信制高校の野球部

通信制高校の野球部が甲子園出場を果たしたことはご存じかもしれませんね。
これまでに地球環境高等学校(長野)が2012年春の選抜で初出場、クラーク記念国際高等学校(北海道)が2016年夏の甲子園に出場、2023年夏には通信制で初勝利しました。さらに、未来富山高校(富山)が2025年夏に県内通信制高校として初の出場を決めました。2026年には四谷学院高等学校の野球部が正式スタートし、通信制高校の野球部の活躍は話題を呼んでいます。

活動場所・拠点

全日制高校では、学校の施設を毎日利用できる環境が整っています。一方、通信制高校では、すべてのキャンパスにグラウンドや体育館とった部活スペースが備わっているわけではないので、提携する外部施設や公共施設を利用することが多くなっています。
ただし、部活が盛んな通信制高校の場合、専用のグラウンドや体育館、スタジオなどを確保している学校もあります。また、オンラインでの活動を取り入れている学校もあり、場所にとらわれない新しいスタイルの部活動も増えています。

参加の自由度

全日制高校では、一度入部すると継続参加が前提となる場合が多い一方、通信制高校では、途中参加や休部、復帰なども柔軟に対応してもらえることが多くなっています。部活が盛んな通信制高校でも、個々の生徒の状況に合わせて無理なく関わり続けられる仕組みが整っています。

大会・コンクールへの参加

全日制高校では、公式の大会やコンクールへの参加が一般的ですが、通信制高校では学校によって参加できる大会が異なる場合があります。

通信制高校の生徒が参加できる全国規模の大会として、公益財団法人全国高等学校体育連盟(高体連)が主催する「全国高等学校定時制通信制体育大会」があります。この大会は、定時制・通信制高校に在籍する生徒を対象とした公式の体育大会で、陸上競技、バスケットボール、バレーボール、卓球、バドミントン、軟式野球、サッカー、柔道、剣道など、さまざまな競技種目が実施されています。部活が盛んな通信制高校の多くは、この大会への出場を目標に日々の練習に取り組んでいます。

詳細は公益財団法人全国高等学校体育連盟の公式サイト(https://www.zen-koutairen.com/)で確認できます。

また、公式大会とは別に、独自の発表会やイベントを開催している学校も多く、公式大会とは違った形で成果を発表する機会が設けられています。

部活動・サークル・同好会の違い

「部活動」のほか、「サークル」「同好会」といった異なる形態もあります。それぞれについて解説します。

部活動(部活)

部活動は、学校が正式に認めた組織として活動する団体です。顧問の先生がつき、活動日や目標が明確に設定されていることが多いです。部活が盛んな通信制高校では、この部活動として公式に認められた団体が複数存在し、大会やコンクールへの参加を目指して本格的に活動しています。

サークル・同好会

サークルや同好会は、部活動よりも自由度が高く、生徒が主体となって運営する活動です。活動頻度や内容も柔軟に決められるため、気軽に始めやすいのが特徴です。まずは試してみたい、無理なく続けたいという方には、サークルや同好会から始めてみるのも良いでしょう。

部活が盛んな通信制高校で活動する3つのメリット

部活が盛んな通信制高校で部活動に参加することには、学習面だけでは得られない多くのメリットがあります。ここでは、代表的な3つのメリットをご紹介します。

メリット1:友達ができて安心できる居場所が見つかる

通信制高校では登校日が少ないため、クラスメイトと顔を合わせる機会が限られています。部活動に参加することで、共通の趣味や目標を持つ仲間と深くつながることができます。「ここに来れば安心できる」「自分を受け入れてくれる仲間がいる」と感じられる居場所があることは、学校生活をより充実したものにしてくれるでしょう。

メリット2:様々な経験を積むことができる

大会への出場や作品の発表、遠征やイベント参加など、様々な経験を積むことができます。また、具体的な目標があることで、「自分にもできた」という自信が少しずつ育っていきます。

メリット3:推薦入試(総合型選抜・AO入試など)で有利になる可能性がある

大学や専門学校への進学を考えている場合、総合型選抜やAO入試といった推薦入試において、部活動の経験が大きなアピール材料になることがあります。本格的に活動してきた経験は、主体性や継続力、協調性といった人間性を強く示すことができます。

部活が盛んな通信制高校を選ぶときのポイント

部活が盛んな通信制高校を選ぶ際には、いくつかのポイントを意識しておくと、より充実した活動ができるようになります。

活動実績や大会参加の状況

公式サイトやパンフレットで、過去の大会成績や発表会の様子などをチェックしてみましょう。実績があるということは、それだけ学校が部活動に力を入れている証拠です。

指導体制や活動頻度

指導体制や活動頻度を事前に確認しておくことも重要です。週に何日活動があるのか、顧問の先生や外部コーチはいるのか、練習場所はどこなのかなど、具体的な情報を集めることで、自分が求める環境かどうかを判断できます。

事前見学は必須

学校見学や学校説明会に参加して、実際の雰囲気を自分の目で確かめてみることをおすすめします。学校ごとに雰囲気は異なります。学校の雰囲気を肌で感じることで、自分に合っているかどうかを判断しやすくなります。不安なことがあれば、個別相談会に参加して質問してみるのも良いでしょう。

まとめ

部活が盛んな通信制高校は、全日制高校と同じように、あるいはそれ以上に充実した部活動の環境を提供しています。
通信制ならではの柔軟なスタイルで活動できる点が魅力であり、友達との出会いや自信の獲得、進学への準備といった多くのメリットがあります。

もし少しでも興味がある通信制高校があれば、まずは学校見学や説明会に参加してみることをおすすめします。一歩踏み出すことで、新しい自分や新しい仲間との出会いが待っているかもしれません。あなたらしい充実した学校生活を築いていってください。

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