
通信制高校に進学しても「もし単位が取れなかったら…」「年間25単位は多いのでは…」と不安に感じることがあるかもしれません。
心配無用です!通信制高校で単位が取れなかった場合でも、次の年度に再履修できる仕組みがきちんと用意されています。さらに、今年度すでに提出したレポートや参加したスクーリングは次年度にも引き継がれるので、がんばった分が無駄になることはありません。
この記事では、単位が取れなかった場合の具体的な流れや、安心して学習を続けるためのポイントをわかりやすく解説していきます。
なお、学校によってサポート内容や形式は様々なので、志望校がある程度しぼれたら、「もしも」の時に備えて、単位認定の仕組みについても確認しておいてくださいね。
目次
この記事でわかること
- 通信制高校で単位が取れなかったときの基本的な流れ
- 次年度再履修の具体的な仕組み
- 単位を確実に取るための対策
通信制高校で単位が取れない理由とは?
単位が取れない理由は人それぞれですが、主に次のようなケースが多いようです。
レポート提出の遅れ、レポートの未提出
通信制高校では、各科目で決められた分量・回数のレポートを期限内に提出する必要があります。体調不良や生活リズムの乱れなどで提出が遅れてしまうと、単位取得が難しくなることがあります。
スクーリングの出席不足
通信制高校でも、一定の日数は学校に登校して授業を受ける「スクーリング」が必要です。予定が合わなかったり、外出に不安があったりして出席日数が足りないと、単位が認められないことがあります。
単位認定テストの不合格
年度末などに実施される単位認定テストで、合格基準に達しなかった場合も単位取得ができません。日々の学習が不十分だったり、テスト対策が間に合わなかったり、あるいは当日の体調不良等が原因です。
通信制高校で単位が取れなかった科目はどうなる?

次年度に再履修できる
通信制高校で単位が取れなかった科目があっても、次の年度にもう一度履修することができます。全日制高校の「留年」とは異なり、取れなかった科目だけを再度学習すればよいという仕組みになっています。
たとえば、数学Iの単位が取れなかった場合、次の年度に数学Iだけを再履修します。他の科目で取得できた単位はそのまま有効なので、すべての科目をやり直す必要はありません。
今年度の努力は無駄にならない
通信制高校では、今年度に提出したレポートや参加したスクーリングの記録は、次年度にもきちんと引き継がれます。つまり、ゼロからやり直す必要はなく、足りない部分だけを補えばよいのです。
たとえば、レポートは全部提出できていたけれどスクーリングの出席が足りなかった場合、次年度は残りのスクーリングに参加すればOKです。これまでの努力はしっかりと記録されます。
単位の再履修、具体的な流れは?

次年度に再履修する際、何が引き継がれて何が必要になるのかを整理しておきましょう。
学校によって細かいルールは異なる場合がありますが、基本的にはこの流れで進んでいきます。
■引き継がれるもの
- 提出済みのレポート
- 参加済みのスクーリング
- これまでに取り組んだ学習の記録
■次年度に必要なこと
- 不足分・未提出分のレポート
- 欠席分のスクーリング
- 年度末の単位認定テスト
単位認定テストには注意が必要

通信制高校の単位認定テストは、年度末に1回、もしくは前期・後期ごとに年2回実施されることが多くなっています。単位の認定は、単位認定試験の結果だけでなく、レポート提出状況やスクーリングの出席状況と合わせて、総合的に評価されます。たとえ試験の得点が高くても、レポート未提出や出席不足があると単位が認定されない場合があります。また、そもそも単位認定試験を受験できない場合もあります。
詳細はこちらの記事でまとめましたので、あわせてチェックしておきましょう。
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次年度再履修のスケジュール例

実際に再履修を行う場合のスケジュールをイメージしてみましょう。
3月~4月
まずどの科目を再履修するのか、何が不足しているのかを確認します。分からないところは担任の先生に相談しながら、年間の学習スケジュールを一緒に立てていきます。
今年度の単位取得と並行して、昨年度不足した課題に取り組んでいくことも可能です。ただし、1年間で取得できる単位数には上限がありますので注意が必要です。
4月〜12月
通常のレポート課題やスクーリングへの参加に加え、不足しているレポートの提出や、欠席分のスクーリングの参加を計画的に進めていきます。
年度末(そのほか)
単位認定テストの準備を進めます。学校によって年度末に行われるか、年2回に分けて行われるか、異なっていますので年間スケジュールで確認しましょう。
これまでに提出したレポートや授業内容を復習し、テストに臨みます。合格基準を満たせば、無事に単位を取得できます。
単位を確実に取るための対策とは?

単位を確実に取るためには、計画的に学習を進めることが大切です。以下のようなポイントを意識して頑張りましょう!
計画的な学習スケジュールとその見直し
一年間でどのレポートをいつまでに提出するか、スクーリングはどの日程に参加するかを、最初に計画しておくと安心です。無理のないペースで予定を組み、少しずつ進めていきましょう。もしも順調に進まないならば、早めに状況を確認し、先生に相談するなどして今後のスケジュールを見直しましょう。そうすることで遅れを取り戻すことができます。
学習サポートのシステムを活用する
通信制高校には、担任の先生や学習サポートの先生がいて、困ったときに相談できる体制が整っています。レポートの書き方がわからないときや勉強の進め方に悩んだときは、遠慮せずに相談してみてください。
四谷学院高校では55段階で丁寧にサポート!
四谷学院高校では、卒業に必要なレポート課題をスモールステップの55段階で丁寧に指導します。動画を見ながら自分のペースで作成できるので、心配することはありません。気になる部分は、直接先生に質問することもできるので、気軽に相談してみてくださいね。

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通信制高校は単位制

全日制高校の多くは「学年制」を採用しており、1年生、2年生、3年生と学年ごとに進級していく仕組みになっています。一方、通信制高校は「単位制」を採用しているため、学年という縛りがありません。ですから単位が取れなくても「留年」はしません。卒業に必要な単位数を満たせば卒業できるという仕組みです。
具体的には、卒業するためには74単位以上を取得する必要がありますが、その単位をどのくらいのペースで取得するかは自分で決めることができます。
「1年生のうちに○単位取らなければならない」という厳格なルールはなく、自分の生活リズムや体調、興味関心に合わせて、柔軟に学習を進めていくことができます。
通信制高校の標準履修単位は1年25単位
全日制高校も通信制高校も、卒業するために必要な単位数は74単位以上と決まっています。例えば3年間で卒業しようとするならば、1年に25単位取得すれば卒業できる計算になります。
もし年度内に予定していた単位が取れなかったとしても、全日制高校のような「1年生をもう一度やり直す=留年」ということにはならず、引き続き必要な単位を積み重ねていけばよいのです。このことは、焦らず自分のペースで学習を続けられるという点で大きな安心材料になります。体調を崩してしまったり、家庭の事情で学習が思うように進まなかったりしても、無理なく続けていける環境が整っています。
通信制高校は4年・5年かけての卒業も可能
通信制高校では、3年間で卒業する生徒もいれば、4年や5年かけて卒業する生徒もいます。卒業に必要な74単位以上を取得すれば卒業できるため、何年かけて単位を積み重ねるかは、それぞれの生徒の状況や目標に合わせて選ぶことができます。
まとめ:通信制高校で単位が取れなかったらどうなる?再履修の仕組みを解説

通信制高校で単位が取れなかった場合でも、次年度に再履修できる仕組みがきちんと用意されています。そして、今年度に提出したレポートや参加したスクーリングは次年度にしっかり引き継がれるので、これまでの努力が無駄になることはありません。とはいえ、できれば3年間で卒業したいというのが本音ではないでしょう
そんな希望を叶えるために、四谷学院高等学校はそれぞれが自分のペースで学べる環境のある通信制高校です。
「勉強の仕方」を教えてもらえるので、単位が取れなかったらどうしよう…と心配することもありません。少しでも不安な気持ちが出てきたら、コンサルタントの先生に相談することもできますよ。詳しくは学校説明会や個別相談会でお話しています。気になることや心配なことがあれば、一緒に解決します。お気軽にご参加ください。
今回は、「通信制高校って何?」「興味はあるけどよくわからない」という方のためのオンライン・ガイダンスです。四谷学院高校のことをご紹介するとともに、初めて通信制高校について知る方のための入門的な内容となっています。
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通信制高校を検討されている中高生とその保護者の方にお役に立てるよう、通信制高校や大学受験に関する情報を発信していきます。だれでも才能を持っています。でもその才能は優れた学習システムと優秀かつ熱心な先生との出会いなしに開花することはできません。「英語が苦手」「数学が苦手」という人は、教え上手な先生に出会ってこなかっただけ。正しいやり方で学びの楽しさを味わうことができれば、「英語が好き」「数学が好き」に変身します。
「だれでも才能を持っている」という理念のもと、あなたに「やればできる」「学ぶことは楽しい」という体験をさせる、これが私たちの使命です。









