高校入試の面接試験に対して、「うまく話せるか心配」「緊張してしまいそう」「失敗したらどうしよう」と不安を感じている受験生も多いと思います。また、お子さんの受験が心配な保護者の方も少なくないでしょう。面接に対する不安は、とても自然な感情です。だからこそ、まずはその気持ちを認めてあげることが大切です。
この記事では、面接が不安な受験生のために、安心して本番を迎えるための面接準備のポイントをわかりやすく解説します。

なぜ面接は不安になるのか?

面接に対して不安を感じるのは、「正しい答えを完璧に言わないといけない」と思い込んでしまうからかもしれません。また、他の受験生と比べて自分が劣っているのではないかと心配になったり、緊張する自分を責めてしまったりすることもあるでしょう。
でも、緊張や不安は誰にでもあるごく自然な反応です。合格するために面接でしっかりがんばりたい!そういう気持ちがあるからこそ不安が生まれます。ですから、不安になることは全く悪いことではありません。自分の気持ちを否定せず、「不安に感じているんだな」と素直に向き合ってみましょう。

「不安な気持ち」とどう付き合うか?

不安をゼロにするのは難しいですが、不安を味方につけることはできます。
例えば、ゆっくり深呼吸をすること。単純ですが効果が大きいですよ。友達や家族に不安な気持ちを聞いてもらうのもよいでしょう。経験者の話などを聞くことも有効です。よくある失敗例や合格体験談を知っておくことで、「こんなことをやってしまっても大丈夫」という安心感が生まれます。

面接は「対話」。完璧な答えはありません!

高校の面接官が見ているのは、あなたがどれだけ暗記したかではなく、あなた自身の考えや人柄です。質問に対して完璧に答えようとしなくても大丈夫。面接は「話し合い」や「対話」のようなものです。時には言葉に詰まることがあっても、素直に気持ちを伝えようとする姿勢が評価されます。
事前にどんな話がされるのかわかっていると、少し緊張も和らぐかもしれません。こちらの記事で詳しく説明していますので、あわせてチェックしてみてくださいね。

面接の練習をしてみよう

面接の練習はどんなことをすればいいでしょうか?まずは「何も見ずに話す練習」をしましょう。自分の名前を言って「よろしくお願いします」と言います。鏡の前で話す練習やスマホで録画して自分の話し方を確認する方法もおすすめです。声に出して話すことで自然な表現が身につき、不安も和らぎます。

少し慣れてきたら、家族や友達に練習相手になってもらうのもよいでしょう。「なぜこの学校を選んだのですか?」「入学したらどんな高校生活を送りたいですか?」と質問してもらい、それに対して答えてみましょう。相手の目を見ながら話す、相手に聞き取りやすい声の大きさ・話し方で伝えるといった練習になります。

まとめ|面接への不安は成長のサインです

面接で不安を感じることは、あなたが真剣に取り組んでいる証拠です。怖がらずに、その気持ちを受け入れて一歩ずつ準備を進めていきましょう。面接は「あなたらしさ」を伝えるチャンス。小さな成長を積み重ねて、自信を育てていきましょう。

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