通信制高校のオープンスクールは、お子さまの進路選びをサポートする大切な機会です。とはいえ、どんな視点で見学すればいいのか?とか、当日、保護者として気をつけることは何か、気になっている方も多いでしょう。
今回は、保護者として通信制高校のオープンスクールに同行する際のポイントをわかりやすく解説します。
目次
1. 事前準備:基本方法を押さえておこう
たくさんの通信制高校でオープンスクールやオープンキャンパスが行われています。すべての学校に参加するのはムリなので、「特に気になっている高校」をあらかじめ絞っておきましょう。その際に、確認すべき情報を整理しておきましょう。すると、比較しやすくなり、高校ごとの違いや特徴を押さえやすくなります。
例えば、以下のような項目があります。
- 学費や支払い方法(年間の目安、追加費用の有無)
- コースや学習カリキュラム・学習サポートの内容
- 通学の頻度(スクーリング、テストなど)
- 進路や大学進学実績(推薦入試など)
- 通学の利便性(スクーリング会場へのアクセス)
など
2. 事前準備:質問したいことをリストアップしよう
オープンスクールは、気になることを直接質問することができます。貴重な機会ですから、事前にリストを作成し、聞き漏れがないようにしましょう。
また、保護者から具体的な質問を投げかけることで、学校の対応力や安心感を確かめられます。適当に答えてお茶を濁してしまう学校よりも、真摯に向き合って不安を解消しようと努めてくれる高校を選びたいものです。
- 個別の学習サポートや進路指導体制はどうなっているのか?
- スクーリングを休んでしまった場合の対応法は?
- 生徒一人ひとりへのケアは?(メンタルサポート、いじめ防止策)
なお、個別相談会が別日になる場合、個別相談会とオープンスクールの参加は、どちらが先でも構いません。オープンスクールは日程や定員に限りがあるので、先にスケジュールを押さえておけると安心です。
2. 当日のチェックポイント:学校の雰囲気と対応を観察しよう
オープンスクール当日は、保護者ならではの観察ポイントがあります。例えば以下のような項目です。
- 教職員や在校生の挨拶や対応の丁寧さ、距離感
- 施設の清掃状況や管理状況(特にトイレ、自習室)
- 掲示物の管理状況や内容
- 保護者向けの説明会の有無、内容の充実度
4. 見学後は家庭での話し合いを大切に
オープンスクール終了後は、お子さまと一緒に感想を共有する時間を持ちましょう。「どこが良かった?」「気になる点はあった?」とお互いの意見を出し合うことで、次のステップが見えてきます。保護者の視点だけでなく、お子さまの感覚や印象を尊重することが、後悔のない進路選びにつながります。
なお、緊張してしまい、オープンスクールに参加したけれどよく覚えていない…というようなこともあるでしょう。そんな時には、ぜひ2回目に参加してみてくださいね。遠慮は不要です。初めてでないので落ち着いて見学することができるでしょう。1回目に気づかなかった発見もあるかもしれません。
まとめ:保護者必見!通信制高校オープンスクール同行のポイント
通信制高校のオープンスクールは、「進路の選択肢を見極める場」です。お子さまにとっても、保護者にとっても大切なチャンスと言えるでしょう。事前の準備から当日の観察、見学後の話し合いまでを丁寧に進めることで、安心して進路選びができるようになります。ぜひ、保護者としての視点を活かし、お子さまの将来をサポートしてくださいね。
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